福山雅治&大泉洋、人気俳優同士のタッグで初回から好スタート
今年、初回視聴率が最も高かったのは、4月期に福山雅治が主演した『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)。全盲のFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と警視庁刑事・護道心太朗(大泉洋)がバディを組み、難事件解決に挑むというストーリーで、初回から14.7%を獲得。同局の“看板枠”である「日曜劇場」での放送、さらに福山&大泉という人気俳優同士のタッグも話題になった結果、第1話から好スタートを切れたものとみられる。なお、第2話以降も2ケタ視聴率をキープし、全話を通しての平均も12.9%を記録した。
2位は、10月19日から放送中の水谷豊主演『相棒season22』(テレビ朝日系)。警視庁特命係の杉下右京(水谷)とその“相棒”が活躍する人気シリーズで、初回12.5%と順調にスタート。この数字は『相棒』シリーズの初回においては過去最低となるが、昨シーズンから初代相棒・亀山薫(寺脇康文)が“5代目”として復活していること、また、シリーズ終了説が伝えられていることでも、ファンの注目を集めている。
3位は、木村拓哉主演の『教場』シリーズを初めて連ドラ化し、4月期のフジテレビ系「月9」枠で放送した『風間公親-教場0-』。原作は小説家・長岡弘樹氏の『教場』シリーズ(小学館)で、2020年と21年に放送した新春スペシャルドラマは、警察学校の鬼教官・風間公親(木村)と生徒たちの物語だったのに対し、連ドラ版では、新人刑事の指導官を務めていた時代の風間の姿を描いた。評判の良かったスペシャルドラマ版のおかげか、初回は12.1%を記録。しかし、途中から1ケタ視聴率を連発して、全話平均も9.8%と“キムタク主演の連ドラで初の1ケタ台”に終わった。
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