心が折れてしまう人の特徴

心が折れるときはどんなとき?特徴と心の復活方法を伝授
(画像= unsplash.com/photos/pVchqVnz7RM、『Lovely』より引用)

心が折れる原因やタイミングを理解したところで、心が折れてしまう人の特徴を解説します。同じ生活をしていても、心が折れやすい人とそうでない人がいます。「気の持ちよう」の違いかもしれません。

心が折れてしまう人の共通点を知って、自分自身が該当するのか確認してみましょう。

切り替え下手

切り替えが下手な人は、ひとつの失敗をネチネチと引きずります。失敗から学ぶのではなく、失敗を恐れて怖がりながら生きています。逆に、成功を引きずる場合もあります。過去の栄光にすがって、今を生きていない人です。

過去には戻れません。このまま未来に楽しみを見つけられず、過去ばかりに縛られていると、生きる気力を失い心が折れてしまうでしょう。

周りが見えない

周りが見えない人は、人の意見を聞こうとしません。自分が理想とする結果に向かって突き進むので、想定外の出来事によってパニックになる可能性が高いでしょう。問題の発生に柔軟な対応ができないため、失敗を招いて心がポキっと折れてしまいます。

想像した通りの毎日を過ごしてる人は、この世界でひとりもいないでしょう。周囲が見えない人は、理想と現実のギャップから心が折れてしまう可能性が高いです。

人と自分を比べてしまう

仕事でも恋愛でも、人と自分を比べてしまうことが多いでしょう。頑固で自分を曲げたくない性格なのに、人と比べてしまいます。

人と比べたとき、どれだけ自分のほうが優位な立場であるかを確認したいのかもしれません。しかし、劣っていると感じてしまうと落ち込んで、劣等感から心が折れてしまうのです。

すべて一人で抱え込んでしまう

自分に与えられた問題は、自分で解決しなければならないと考えています。誰かに頼ったり、相談したりすることもできません。すべてひとりで抱え込むので、頑張り過ぎてしまいます。

他人に頼ることは、自分の能力を否定することと考えているのかもしれません。しかし、このままひとりで抱え込んでいても、問題の解決に失敗して自己否定をはじめるでしょう。いずれにしても、心が折れてしまう可能性が高いです。

理想が高い

理想が高く、何事も完璧にしたいと考えています。一番高い目標を掲げることが、自分を成長させることに繋がると思っているかもしれません。

しかし、自分の能力を超える理想を掲げると、成し遂げることができない自分をダメだと否定して心が折れてしまうでしょう。また、理想に進むために周囲に負担をかけて、孤立してしまうことも多いでしょう。トラブルによって心に大きなダメージを負う可能性が高いです。

現実を見れない

自分の理想が実現することを、当たり前だと思って生きています。自分の理想と違う現実からは目を背をそむけて、理想を追い求めてきたのでしょう。そのため、いざ現実を知ると、愕然として心に大きなダメージを受ける可能性が高いです。

自分勝手な理想を追い求めているので、現実とのギャップが大きくなります。自分の能力を認めることもできず、非現実的な世界に生きていると心が折れる確立が高いでしょう。

完璧主義

何事にも完璧主義な人は、心が折れやすいです。全てを理想に近い完璧な状態に仕上げたいと考えています。そのため、ひとつでも失敗すると、ポキっと心が折れてしまうでしょう。

完璧主義の人は、完璧にすることで自己肯定をしています。そのため、ひとつの失敗は人生の失敗というように大きく捉えます。人生潰すような失敗したと認識して、自分への失望から心が折れてしまうでしょう。

今までに挫折をしたことがない人

今まで一度も挫折したことのない人生を送っていると、精神的なダメージに弱く心が折れやすいでしょう。悲しみや苦しみの経験が少ない、優等生タイプに多いでしょう。

免疫がないので、ちょっとしたことでも衝撃が大きいです。自分がどの程度の衝撃に耐えることができるのか、知る機会が無かったので仕方ありません。

心が折れやすい職場の共通点

心が折れるときはどんなとき?特徴と心の復活方法を伝授
(画像=『Lovely』より引用)

つづいては、心が折れやすい職場の共通点を説明します。もしも、あなたがこれから紹介するような職場で働いているのであれば、心に負担をかけないように注意が必要でしょう。

コミュニケーションがとれない

誰も話をしていない静まり返っている職場は、心が折れやすいでしょう。コミュニケーションが不足しているので、協力体制に欠けています。同じ目標に向かっているにもかかわらず、それぞれが単独で突き進んでいるような状態です。

目指す方向にずれが生じやすく、計画が最終的に失敗するようなトラブルに陥りやすいでしょう。

できないことに目を向ける

できないことだけに目を向ける職場は、心が折れやすいでしょう。否定されると、ネガティブな感情が強くなります。できることは褒めてもらえず、できないことばかり頭ごなしに怒られていると、心は大きく傷付いてしまいます。

できないことばかりに目が行って、自己否定が強くなります。自分に失望して、心が折れてしまうでしょう。

他人に無関心

働く意欲や活力は、職場の人間関係によって生まれます。サポートしてくれる同僚、フォローしてくれる上司が存在するからこそ、頑張って働くことができるのです。

他人に無関心な職場は、全ての責任が押し付けられます。失敗したとしても、先輩や上司は無関心。フォローもなく、自分で処理しなければなりません。こんな状況の中では、心の支えがなく、小さな失敗でも精神的なダメージによって心が折れてしまうでしょう。