「『箱』は、竹内結子さん(20年9月に死去)が演じる主人公・吉野朔子が何者かによって箱に閉じ込められ、携帯電話を使って脱出を試みるというストーリー。しかし、この内容について、一部ネット上では(10年公開)の『パクリではないか』と大騒ぎになったんです」(同)

 『[リミット]』は男性主人公のポール・コンロイ(ライアン・レイノルズ)が何者かに襲われ、気がついた時には棺の中に閉じ込められており、手元にあった自分のものではない携帯電話で外界とのコンタクトを試みるというストーリーだったが……。

「確かにこれは『箱』とほぼ同じ設定ですし、オチ自体は異なったものの、内容が酷似しているのは間違いない。なお、クレジットにも『リミット』が原案であるとする記載がなかったため、ネット上には困惑が広がるとともに『佐藤監督にはガッカリ』『海外作品ならバレないと思った?』との苦言が寄せられました」(同)