『世にも奇妙な物語』妻夫木聡『幸せを運ぶ眼鏡』にもパクリ疑惑

 また同回では、妻夫木聡主演の『幸せを運ぶ眼鏡』も放送されたが、こちらにもまさかの“パクリ疑惑”が浮上。同作は、フジテレビだけでなく日本のドラマおよび映画史に残る金字塔となった『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行氏が監督を務め、脚本もやはり同局でドラマが放送され、劇場版にもなった『信長協奏曲』シリーズなどの宇山佳佑氏が手掛けた。

「『幸せを運ぶ眼鏡』のストーリーは、独身で冴えない主人公・村上涼太(妻夫木)の人生が、特殊な機能を持つ眼鏡の力で好転していくも、次第に眼鏡の指示に頼りきりになって……というもの。ドラマが放送される約1週間前、小説家・渡辺浩弐氏がTwitterで『「世にも奇妙な物語」のスタッフさんに2年ほど前、眼鏡型端末を使ったシナリオ企画を渡したことがあります。主人公は彼女をゲットするためにそれを利用しようとします。視界に表示される情報で相手の好みを調べつつデートするのですが…という話。その後音沙汰ないけどあの企画どうなったかな』(原文ママ、以下同)と投稿し、波紋を呼んだんです」(週刊誌記者)

 そして、実際に『幸せを運ぶ眼鏡』が放送されると、渡辺氏は「『幸せを運ぶ眼鏡』面白かったです! 僕が書いたシナリオとはオチが違いました」などと投稿。だが、やはりクレジットに渡辺氏の名前はなく、ネットユーザーの間では「監督と脚本家は、他人のシナリオのオチだけ変えて、自分たちの作品みたいに放送したの?」「胸張ってオリジナルって言える?」などと騒然となり、フジテレビへの批判も飛び交った。