4.【静岡】大草山昇竜しだれ梅園

浜名湖畔のかんざんじ温泉に位置する「大草山昇竜しだれ梅園」。毎年、見頃を迎える2月中旬〜3月中旬頃のみ開園する穴場スポットです。約5,000㎡の園内に植栽されているのは、すべてしだれ梅!全部で10品種以上あり、樹齢50年以上のものを含め、約350本のしだれ梅が植栽されています。

圧巻なのが、竜の体内をイメージした、しだれ梅のシャワートンネル。どこか別世界に降り立ったような絶景を楽しむことができますよ。

5.【富山】五箇山 相倉合掌造り集落・菅沼合掌造り集落

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1995年12月に「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、岐阜県白川村荻町とともに、富山県南砺市にある五箇山のふたつの集落、相倉と菅沼も世界遺産に登録されました。白川郷と比べると穴場的なスポットということもあり、そこまで観光客で混み合うことがないのも嬉しいポイント。こじんまりとして素朴な五箇山ですが、日本の原風景そのものといった雰囲気を楽しめます。

相倉集落には23棟、菅沼集落には9棟の合掌造りの建物が残っており、それぞれ車で15分くらいの距離にあるため、両方に足を運ぶことも可能。まわりを山に囲まれており、2月頃には美しい雪景色の中で、集落の姿を眺めることができます。

またどちらの集落も毎年冬には、雪が積もった合掌造りの家屋をライトアップする期間限定のイベントを開催しており、その幻想的な光景も人気を集めています。例年、菅沼集落は2月上旬に2日間、相倉集落は2月下旬に2日間のライトアップが予定されていますので、日程を確認して訪れてみてくださいね。

6.【北海道】しかりべつ湖コタン

然別湖は北海道で一番高い場所にある湖で、その標高は810m。北海道十勝管内の鹿追町北部と上士幌町(かみしほろちょう)南西部にまたがる湖で、大雪山国立公園唯一の自然湖です。湖の周囲は約13kmあり、トドマツやエゾマツ、ダケカンバなどの原生林に囲まれ、その雄大な自然のなかではナキウサギやミサゴ、オジロワシなどの貴重な野生動物たちが暮らしています。

然別湖は冬の凍結が最も早く、約半年間は雪と氷に覆われます。完全に凍った湖は一面が真っ白な世界。なんとその冬の期間、例年1月末〜3月上旬まで、凍結した湖上に幻の村「しかりべつ湖コタン」が現れます。

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村の建物は全てが氷と雪だけで作られており、とっても幻想的。村の中では、氷のブロックでつくられたアイスバーやアイスロッジ、アイスチャペル、氷上露天風呂などを楽しむことができます。2月の厳冬の北海道を楽しむには、ぴったりの穴場の旅行先ですよ。