『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)当日が近づくと、毎年話題に上がるのが、敗者復活戦の審査システムだ。2015年の『M-1』復活以降、敗者復活戦は視聴者によるネット投票によって勝者が決められている。これにより、ネタのクオリティやウケ量よりも、テレビでの知名度が高いコンビに有利に働いているという批判が絶えないのだ。
1日に放送された『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に、その15年『M-1』で敗者復活から優勝を果たしたトレンディエンジェルが、同年の『M-1』でトップバッターだったメイプル超合金とともに出演。その敗者復活戦の裏側を明かしている。
トレンディエンジェル・たかしは「正直、敗者復活で上がると思わなかった」と当時を回顧。「イチウケかといわれれば微妙だった」と告白し、ネタ後、決勝に向けてネタ合わせをしていなかったと語った。
また、相方の斎藤司は敗者復活組にテレビに出ている芸人がナイツくらいしかいなかったことを挙げ、ネタは「8番目くらいのややウケだった」ものの、審査がネット投票であることから「知名度で(決勝に)いくぞ」と思っていたという。
【こちらの記事も読まれています】