「作り置きおかずがあれば、アッという間に夕飯が完成!」そんなキャッチフレーズと共に、SNSではバラエティ豊かな「映え常備菜」が目立ちますよね。

でも実際、作り置きおかずはすごく時間と手間が掛かりませんか!?

「時短目的の作り置きに、数時間も掛けるのは嫌だ!」そんな風に思うのは、私だけではないはずです。

そこで今回は、作り置き一切不要で叶う夕飯の時短ワザをご紹介。

ワーママの夕飯作りは、「買い出し&朝」を充実させれば20分以内に完成できるんです!

本当に使える時短技や1週間の献立実例を参考に、「ワーママの夕飯問題」から解放されませんか?

1.ワーママ夕飯の「作り置きおかず」は本当に時短?メリット・デメリットを検証

作り置きおかずを準備しておくのが「ワーママの常識」のようになっていますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

作り置きおかずのメリット・デメリットを書き出し、検証していきましょう!

(1)作り置きおかずの夕飯のメリット

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

①当日の夜ご飯の準備が早い!

当日の夕飯作りが劇的に早くなるのは、作り置きおかず最大のメリット!

予め準備しておいたおかずを「並べるだけ」、「温めるだけ」なので、あっと言うまに夕食が完成します。

当日の夜は、ガスコンロ、まな板、包丁を使わず、電子レンジだけで一気に仕上げるワーママもいるようです。

②効率的で食材の無駄がない

作り置きおかずは、一極集中して料理を仕上げるのが基本です。

「この日に作り置きを作る!」と決めたら、材料を全て揃えて一気に調理!計画的に買い物ができるため、食材にも無駄がでません。

(2)作り置きおかずの夕飯のデメリット

①作り置きの夜ご飯調理が大変!

作り置きの調理は、実はかなり大変です!土日を利用して沢山の作り置きを準備する人もいるようですが、数時間掛かることも珍しくありません。

私もかつて作り置きに挑戦したことがあるのですが、正直言って続きませんでした・・・。最初の1週間は楽しみながらできるんです!でも、それを毎週繰り返すことにかなり疲れてしまいました。

「せっかくの休日にキッチンに籠るのが嫌!」そう感じるのは、私だけではないはずです。

②いつまで食べられるのか?判断に迷う

頑張って作り置きを調理したものの、「この料理、いつまで食べられるんだろう・・・?」と不安になったことはありまえせんか?

作り置きおかずのレシピ本には、「冷蔵庫で約〇日間保存可能」と丁寧に書かれているものもありますが、数日経過したおかずを食べるのに抵抗がある人もいるでしょう。

自分一人なら「まぁ大丈夫でしょ!」と思うものでも、子どもに食べさせるとなると慎重になり、「もう捨てよう。」と料理を無駄にしてしまう人もいるようです。

③保存性重視で味が濃い

作り置きおかずは「保存性」を重視したレシピが多いため、醤油・酢・砂糖・塩を多用した味の濃い料理が多いです。

人によっては塩辛く感じることもありますし、「味が単調で飽きる!」という人もいるようです。

いかがでしょうか?作り置きおかずは平日の時短効果はかなり高いものの、全ての人に合うわけではないことが、お分かりいただけたでしょうか?

「私には作り置きは合わないかも・・・。」そんなワーママのために、次では、作り置き不要な夕飯準備の時短ワザをご紹介していきます!

2.ワーママはいつ夜ご飯を作る?「買い出し&朝」を充実させれば20分で準備完了!

「ワーママはいつ夜ご飯を作りますか?」

「それは帰宅後の夜でしょ!」

このようなワーママが多いと思いますが、慌ただしい帰宅後の時間にバタバタと夕食を作らなくてもいいんです!

ここでは、作り置きは一切なし。「買い出し」と「朝の時間」を充実させて、夜ご飯準備を楽にするワザをお伝えします。

『PRIME』より引用
(画像=『PRIME』より引用)

(1)1週間分の「主菜」を考えて買い物をする

1週間分の買い出しを一気に終わらせるのは、作り置きをする時と同じです。ただ一つ違うのは、「決めておくの主菜だけでいい!」という点です。

まず、家で1週間分の主菜(魚・肉料理)を考えて買い物に出掛けます。その際、副菜はきちんと決める必要はなく、よく使う野菜を中心に購入しておきましょう。

そして帰宅後は、間髪入れずに肉や魚に下味をつけて冷凍します。今話題の、いわゆる「下味冷凍」です!この下味冷凍を数種類準備するだけ、当日の夕食準備が各段に楽になりますよ。

肉や魚を処理する時間は、30分もあれば十分です!平日でも余裕でできますが、週末に買い出しに行けばゆっくり調理ができますね。

(2)朝の下ごしらえが夜の時短を叶える!

下味冷凍が完成したら、当日の朝に冷凍庫から出して解凍しましょう! おすすすめは、家を出るまで常温に出し、出掛けるタイミングで冷蔵庫へ入れる方法です。このやり方なら、帰宅時にちょうどいい解凍具合になっていますよ。

ここで疑問に思った人もいるかもしれませんが、副菜はいつ準備するのでしょうか?

実はこの方法では、副菜は「朝」準備します!

「朝にそんな時間はない!」という人もいるかもしれませんが、心配ご無用!副菜を最後まで完璧に仕上げるのではなく、5割ほど作って出かければいいのです。

例えば、エビときのこの炒め物を作るなら、エビの背ワタだけ取っておく。野菜の和え物を作るなら、とりあえず野菜を切っておく。それだけで帰宅後の調理時間が短縮されます!

その他、きゅうりの浅漬けやマリネなど、「時間が美味しくしてくれる料理」も朝調理におすすめですよ。

いかがでしょうか?「買い出し&朝」に工夫をすれば、もう作り置きを準備する必要はありません!次では、作り置き一切不要で叶える我が家の食卓をご紹介!1週間の時短夜ご飯をレポします。