8.【岩手】猊鼻渓
猊鼻渓(げいびけい)とは、岩手県一関を流れる北上川の支流・砂鉄川にできた全長2kmほどの渓谷。高さ100mを超す迫力ある岸壁の間を、澄んだ川がゆったりと流れています。
渓谷を往復90分ほどかけてめぐる舟下りは、船頭が棹一本で舟を巧みにあやつります。舟の上で飲食もできるので、ビールや鮎の塩焼きなどを購入して乗船するのがおすすめ。
12月〜2月の期間はこたつ舟として運行しており、寒さも気にならず情緒たっぷりで楽しめます。折り返し地点に着くと、一旦舟から降りて周辺を散策もできますよ。
9.【大分】富貴寺
豊後高田市田染蕗にある国宝ではありますが、まだあまり知られていない穴場の絶景スポット。全国八幡宮の総社としてしられる宇佐神宮大宮司の氏寺として創建され、九州では最古の木造の建物となっています。
富貴寺と移りゆく四季それぞれの風景はどれも絶景ですが、とくに紅葉の季節や冬の雪景色は息をのむ美しさ。ゆっくりと時間を過ごし、神聖なエネルギーを感じ取ってみてください。紅葉は、例年12月上旬から12月中旬が見頃です。
10.【京都】京都府立植物園
日本最古の公立総合植物園であり、年間の入園者数は90万人弱と、公立の総合植物園の中では日本一多くの入園者数を誇る施設です。紅葉シーズンには、広大な敷地内に植えられた約500本の木々が鮮やかに色づきます。
紅葉の見頃は10月下旬~12月上旬。京都では知られた紅葉名所の一つですが、観光客からの認知はまだ低く、穴場的な紅葉スポットですよ。
11.【千葉】江月水仙ロード
鋸南町は越前、淡路とならぶ日本の三大水仙生産地。江月水仙ロードは、町道約3kmの両側に水仙が咲き乱れ、片道30分~40分のハイキングコースになっています。水仙の見頃は例年12月中旬〜1月末にかけて。あたり一面が白い絨毯のような絶景を楽しむことができます。江月水仙ロードの入り口までは、保田駅から約1km、徒歩15分ほどです。
12.【福岡】友泉亭公園
元々は筑前黒田家の六代藩主継高公が江戸時代の中期に別荘として作った場所で、福岡市が池泉回遊式日本庭園として整備し、昭和56年(1981年)に公園として開園しました。約3,000坪の園内には、池を取り囲むように草木が植えられており、ゆっくりと散策を楽しむことができます。
また紅葉の穴場スポットでもあり、額縁庭園を楽しめる大広間からは庭園が色づく様子がゆっくりと眺められます。見頃は例年11月中旬〜12月中旬にかけて。園内では抹茶セットも楽しめます。