「婚約」とは一体どのような状態を指しているのでしょうか?「何をすれば婚約をしたことになるのか」など、正式な意味や定義についてはよく分かっていない、という人も少なくないのではないでしょうか。今回は、婚約の定義やメリット・デメリット、婚約の方法などを詳しく見ていきたいと思います!

プレ花嫁のみなさま、こんにちは!

神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡

「婚約した」「婚約者がいる」といった言葉を耳にすることはありますが、「婚約」とは一体どのような状態を指しているのでしょうか?

「何をすれば婚約をしたことになるのか」など、正式な意味や定義についてはよく分かっていない、という人も少なくないのではないでしょうか。

今回は、婚約の定義やメリット・デメリット、婚約の方法などを詳しく見ていきたいと思います!

婚約の定義

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

婚約とは、「将来婚姻する」とお互いが約束している状態のことを言います。

結婚は婚姻届を提出して、それが受理されることで成立するのに対して、婚約は基本的に形式が決まっておらず、口約束でも成立するため、特に法的な手続きが必要なわけではありません。

その他、婚約指輪をはじめとする記念品の授受や、結納、両家顔合わせなども婚約成立として一般的に認識されています。

婚約は、人生の伴侶と決めた人に結婚の約束を申し出ることで、一般的には第三者もふたりが将来結婚することを知っている状態をいいます。

婚約はどうやって成立する?

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

婚約とは「カップルが当事者同士で結婚の約束をすること」です。

ふたりの明確な合意があれば、書面の提出やプロポーズなど特別な手続きをしていなくても、「婚約が成立している」とみなされます。

例えば、「結婚してください」「はい、お願いします」というプロポーズが一番わかりやすいですが、まさにこのシーンが婚約成立の瞬間といえます。

すなわち、お互いに将来夫婦になることに合意していれば、それは婚約状態と言えます。

婚約している・していないのポイントは、『はっきりと結婚の意志をお互いが確認している』ことにあります。

さらに、友人や職場など公の前で結婚する意志を表明したり、家族や親族に対して結婚したいことを伝え同意してもらうなど、周囲や第三者に結婚することが知られていることで、婚約状態はより明確になります。

婚約に法的拘束力はあるの?

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

結婚と違い、婚約について定めた法律はありません。

婚姻届を提出する入籍とは違って、お互いが結婚を約束しても法的には他人のままです。

通例としては「第三者にも婚約が明らかにされている」「同居を開始した」「婚約指輪の購入」などの客観的な事実が、法的に婚約状態であるかどうかの判断材料となります。

婚約に手続きはないものの、法的な観点からすると一種の「契約」であるため、婚約状態にあるふたりには「誠意をもって交際し、夫婦として共同生活をはじめられるように努力する」義務が生じます。

正当な理由がない婚約破棄や浮気などを行った場合、慰謝料が発生することもあるので覚えておきましょう。

単に恋人として交際を続けるのとは事情が異なってきます。

相手への思いやりを持った行動を心がけましょう。

浮気をしていると思われないように異性と遊ぶことはなるべく避けるようにしましょう。

婚約のメリットとは?

『DRESSY』より引用
(画像=photoAC,『DRESSY』より引用)

婚約をすることには、いくつかメリットがあります。

順番に見ていきたいと思います。

お互いの気持ちが引き締まる

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

お互いの気持ちを確認することで結婚に対する意志を固め、気を引き締められることです。

婚約という結婚に向けたファーストステップを踏むことで、お互いの意思が確認でき、ふたりで将来に向けた気持ちを真剣に共有することで絆を強め、結婚に向けて具体的な話しを進めることができます。

結婚へのさまざまな行事をふたりで乗り越えていけたり、周りに婚約を知らせることで結婚をする意思表示となったりといったメリットがあります。

周囲に意思表明する機会になる

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

家族や友人、職場の人など結婚する予定を伝えることで結婚式についての意向や結婚後の生活や働き方など周囲に相談しやすくなります。

つまり、婚約という状態を持つことで結婚への意識が高まり、具体的に準備を進めていくことでふたりの絆も強くなります。

さらには、大切な人に朗報が伝えられるのも大きなメリットのひとつと言えます。

破局しにくくなる

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

ふたりが結婚という同じ方向を向くことで、破局防止にもなります。

婚約に伴って義務が発生するのも軽い気持ちでトラブルを起こしてしまうのを防げる、というメリットもあります。

何か問題が起きても、婚約したのだから、ふたりで何とかして乗り越えよう、 という気持ちになるはずです。

結婚準備がスムーズに進められる

『DRESSY』より引用
(画像=Pexels,『DRESSY』より引用)

結婚に向けた準備を焦らずに行えることです。

結婚するためには親への挨拶、結婚指輪の購入、結婚式の準備など、さまざまなライフイベントを乗り越える必要がありますが、結婚の約束をしておけば、順序を立ててスムーズに準備を進めることができます。

その際の準備も、ふたりできちんと分担すれば、結婚生活の予行演習にもなりますよ!