◆寂しそうな彼に連絡してみた
「『コロナがある程度落ち着いて、安心して遊べるようになるまでは皆んなと集まらない』と宣言していて。たまにひとり車で海に行ったりしているようですが『コンビニのつけ麺美味しいけど、飽きたな』と、つけ麺のアップの写真とか載せて、なんだか寂しそうな感じがしました」
ちょっとNさんが心配になった佳代さん。
「そういえばコロナのせいで、Nの好きな事は全くできなくなってしまったんだと気づいてしまって。きっともう彼女も居るだろうし、迷惑かなと思いましたが、居ても立っても居られなくなり『久しぶりだね、元気にしてる?』とLINEしてみたんですよ」
するとすぐに返信があり、嬉しくなった佳代さん。
「するとNが『LINEじゃもどかしいから電話してもいい?』と言うのでOKして、久しぶりに話をしたんです。そしたら『なんかコロナに疲れて、俺ダメになっちゃったんだ』と涙声で。これは放っておけないぞと思いました」
Nさんから、付き合っていた頃と同じマンションに今でも住んでいると聞いた佳代さんは「今から行くよ」と懐かしい部屋を訪ねる事にしました。
【こちらの記事も読まれています】