オフィスは不要なのか
今回、在宅勤務で十分仕事が回っていくという実感を持った人が多かったことで、いま多くの企業ではオフィス不要論も流れはじめています。実際のところ、オフィスをなくすことは可能なのでしょうか。
竹井さんは「たまに顔を合わせるのも必要だと感じます」と言います。同じチームとの連携はテレワークでも比較的とりやすいものの、他チームとのコミュニケーションはどうしても不足しがちになるというのがその理由です。また、榊さんの広報チームもその1つですが、社内に1人しか担当者がいない業務は、どうしても1人だけで仕事を進める時間帯が多くなってしまうとのこと。
竹井さんとしては、現状、週に2回くらいは顔を合わせるような機会があるといいというのが感覚値のようです。ただし、それは必ずしも“決まったオフィス”という場である必要はないのかもしれません。
慎重な検証と大胆な決定が求められる
公益財団法人日本生産性本部が2020年5月に実施した第1回「働く人の意識調査」では、新型コロナウイルス感染症の収束後もテレワークの継続を希望する人が6割に達するという結果になりました。ここまで見てきたように、テレワークには通勤時間がなくなるという大きなメリットがある一方で、体調面への影響など、まだ顕著になっていないデメリットもありそうです。
導入に向けて慎重に検証した上で、想定される問題点を解決する手段を見つけながら、決めるときは大胆に意思決定をすることも必要になりそうです。
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