◆腸を荒らす添加物の悪影響を減らすには?

ここまでを簡単にまとめると、腸に悪影響を与える可能性が高い添加物は「乳化剤」「保存料」「人工甘味料」の3つでした。では、どうしたらそれらの添加物の影響を減らすことはできるのか?! 疑問が浮かんできますが、大切なのは次の2つです。

◆1. 過剰な脂質や塩分を控えた食事を意識する

今回は添加物と腸内環境の関係をお伝えしましたが、腸に影響を与えるのは、もちろん添加物だけではありません! たとえば、過剰な脂質や塩分は腸内環境を荒らすことが分かっています(特に動物性の脂質)。

 ・脂質が多い食品:豚肉や牛肉のバラ肉、チーズ、バター、菓子パンなど

 ・塩分が多い食品:カップ麺、レトルト食品、コンビニ惣菜や弁当など

脂質が多い食品イメージ
当然、脂質と塩分は不足しても問題があるので、適度に取り入れることが大切です。ただ、筆者もそうなのですが、気をつけないと意外と過剰になりやすいのも事実……。お肉の種類を変えたりなど、ほどほどに気をつけていきましょう。