これにファンから「想像力のかけらもないですね。双方に失礼です」などと批判が寄せられると、植田氏は「タイミングは他にあっただろうと、僕個人は思いますけどね。他の方法もあった。自由はあるが、配慮のかけらも無かったよね。まあ、それは個人的意見で、彼らの幸せを祈ります」などと返している。

 植田氏は木村拓哉が主演した『ビューティフルライフ』や櫻井翔が主演した『特上カバチ!!』などを手がけたヒットメーカーで、今年1月期には永瀬が広瀬すずと共演した『夕暮れに、手をつなぐ』を担当した。そうした立場にある人物の発言ということもあって大きな反響を呼び、ネット上で「道を踏み外すとか背中から斬りつけるとか言い方ひどすぎ」「3人の気持ちを尊重して送り出したれんかいの想いを踏みにじるような発言」といった批判が寄せられ、炎上状態となった。植田氏は「まあ、人はそれぞれとしか言いようがない。是非もない。お気を悪くされた方にはお詫びします」と謝罪して話題を切り上げたが、批判が収まらない状況だ。

 どうしても「2対3」の対立的な構図で語られがちだが、当の5人の間にはわだかまりがないようだ。8月に永瀬のラジオ番組『King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送)に岸がサプライズ出演し、同じくゲストとして呼ばれた高橋を交えて3人でトークしたが、この時に永瀬は「みんなひとりひとり自分たちが選んだ道を楽しく進めてるわけやから。これから岸くんがどういう活動をしていくか、知らせられる時期はまだ先かもしらんけど、それも岸さん自身が選んだ道やし、俺ら2人もね、俺ら自身が選んだ道やから。ファンの人には温かく見守ってもらえたら」と語り、それぞれの選択に納得していることをうかがわせた。

 もし「裏切り」だと思っていたら、もう少し違った表現になっていただろうし、わざわざ番組ゲストに呼ぶことはないだろう。さらに番組では、岸が「一生応援してます」と永瀬と高橋に呼びかけると、永瀬は「それはこっちもよ。紫耀とじん(神宮寺)のことも、もちろんね」とエール交換していた。