平野と神宮寺は7月にTOBE入りしてから3カ月もほぼ活動休止状態でファンは「おあずけ」を食っていたが、9月いっぱいでジャニーズ事務所を退所した岸を加えて3人で晴れて再始動となり、さらに「コンサートはマスト」という言葉が飛び出したことでファンは喜びに沸いている。
そうした祝福ムードをよそに、Number_iの結成に複雑な思いを抱いているのが、3人の脱退後に永瀬廉と高橋海人の2人体制で活動を続けているKing & Princeのファンだ。ネット上のファンからは「3人で新グループって裏切りとしか思えない」「完全にタッキーの引き抜きじゃん」「れんかい(永瀬&高橋コンビの通称)がかわいそう」といった否定的な意見が上がっている。
これに対して、Number_iのファンからは「3人は裏切ったわけじゃなく、新しい道を選んだだけ」「れんかいが可哀そうって、自分たちの意思でグループに残った2人を否定してることになるよ」「別の事務所に行ったら裏切り者とか、昔のジャニーズの思考回路と一緒じゃん」といった反論があり、SNS上などで双方のファンによる争いと分断が起きている。
この騒動に油を注いだのが、TBSのドラマプロデューサー・植田博樹氏の発言だ。植田氏が15日付の自身のX(旧Twitter)で、「まあ、人それぞれ、としか言いようがない。是非もない。ただ、俺はレンカイ担。そこは不変」と切り出し、永瀬&高橋を支持すると前置きした上で「人って、道を踏み外すと顔つき変わる。元仲間が困っている時に、背中から斬りつける真似は、僕は好きじゃない」と、岸たちを批判していると受け取れるような言葉をつづった。
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