鶏皮のからあげと普通のからあげのカロリー

鶏皮のからあげのカロリーは100gあたり約169kcalです。鶏皮のカロリーはできるだけ油で揚げた方が軽くなり、元の鶏皮のカロリーよりも下がります。鶏もも肉のからあげのカロリーは、鶏皮付きで100gあたり約313 kcalです。鶏皮のからあげも食べ応えがありますが、やはり普通のからげの方が満腹感を得られることができます。

 

鶏皮チップスのカロリー

鶏皮チップスはとても簡単に作れるお酒のおつまみです。50gの鶏皮を使用して鶏皮チップスを作った場合のカロリーは1人分で約155kcalです。鶏皮チップスの作り方は、鶏皮に片栗粉をまぶして、フライパンに大さじ4のサラダ油を引いて揚げていくだけで完成です。ちょっとしたおつまみが欲しいとき、鶏皮チップスは簡単に作ることができますね。また、ネオフーズ竹森から販売されている「おつまみ鶏皮」の柚子胡椒味は、50gで約246kcalとなっています。(公式サイトに掲載はないため、ネット上の情報を参考にしています)わざわざ作るのが面倒という方は、楽天市場などで鶏皮チップスを購入するのも便利です。

 

鶏肉の脂質は太りにくい?!

鶏皮はカロリーが高いです。それは約半分が脂質であるからだとご説明しましたが、鶏肉の脂質は不飽和脂肪酸が多く含まれていることに着目すると、鶏の皮を食べたからといって絶対に太るというものではないことがわかります。不飽和脂肪酸は常温でも固まりにくい性質があり、人間の身体にも溜まりにくいと言われているからです。私たちが太ってしまう原因の多くは暴飲暴食。肉を食べると太るという考えは、根拠のない思い込みかもしれません。

 

鶏皮は太る食べ方をしないことが大事

鶏肉の皮を食べても絶対に太るとは言えないとしても、やはり鶏皮のカロリーは高めなので、何も考えずに好きなだけ食べてしまうと太ることになります。鶏皮で太る原因は濃い味付けにあるのではないでしょうか。パリパリに揚げたり焼いたりして塩をふると美味しいけれど、塩分の摂り過ぎはむくみを招きます。むくみを放置すると血流やリンパが滞り太ってしまいます。また塩やタレなどの味付けが濃いとお酒やご飯が進むので必然的にカロリーオーバーになります。

 

鶏皮で太るのを防ぐ方法はある?

ここからは鶏皮の太りにくい食べ方についてご説明します。

 

■焼き鳥を食べる場合はタレなしを選ぼう

焼き鳥を食べるときは、タレ(1本あたり10キロカロリー程度)がかかっていることを考慮しなくてはなりません。タレに使用される調味料は砂糖・みりん・しょうゆ等、注意するべきは砂糖です。GI値という血糖値の上昇率を数値化したものをご存知でしょうか。牛・豚・鶏肉のGI値は45程度ですが、砂糖(上白糖)のGI値は109、精白米で84、食パンで91です。血糖値が上昇しやすい精白米やパンよりもさらに砂糖は数値が上なので、肉自体が血糖値を上昇させにくい食材でも、こってりとタレがかかっている場合は食べ順に注意しなくてはなりません。血糖値を急上昇させないための具体的な対策として、鶏皮を含むタレ付きの焼き鳥を食べる前に、食物繊維が豊富な海藻類や野菜を摂取すると良いでしょう。また焼き鳥を食べる場合はタレなしを選んだほうが良いですよ。

 

■胸肉やもも肉も一緒に食べる

パリパリの皮を自宅で揚げて食べる人も多いですが、ダイエット中に自宅で調理する場合は皮のみを揚げるのではなく胸肉やもも肉も一緒に揚げてお腹を膨らませましょう。皮のみ食べる場合は塩を少なめにふるようにします。

 

■鶏皮を油抜きする方法

下ごしらえで鶏皮の油抜きをすることで、とってもヘルシーに調理ができるようになります。また、油抜きすることで、このあと鶏皮を揚げる場合は、油の飛び跳ねが無くなります。

  1. 鶏皮をたくさんのお湯で約15分茹でる。出た油は取って捨てる。
  2. 鶏皮をざるに上げる。
  3. 鶏皮に付いた脂を冷水で洗う。
  4. 水気を切って、キッチンペーパーで水気を取ったら油抜き完了です。

油抜きしてしまったら、鶏皮が美味しくなくなるのでは?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、油抜きしてもこってり感は残るので、安心してください。

 

■鶏皮のカロリーオフ

鶏皮のカロリーオフの方法はどんなものがあるでしょうか?簡単にカロリーを落とすには、皮を茹でること、つまり油抜きすることです。脂質を落とすことができ、カロリーオフすることができます。鶏皮でどんな料理をするにせよ、先に鶏皮を茹でてカロリーオフしていきましょう。油抜きをしたあとに冷凍庫へ仕舞ってもいいですが、使用するときにはそのまま自然解凍したりせずに使いましょう。鶏皮の旨みが解凍した水と一緒に溶けだしてしまいます。美味しくカロリーオフできたら、調理するときも美味しくいただきましょう!