◆ブランドに対する強いこだわりと愛
さまざまなコラボが行われているが、これにもこだわりがある。
例えばマクドナルドはハッピーセットとコラボをしたが、これはギンビスが重視している「教育性」と通ずる部分があったからだ。
「たべっ子どうぶつ」はビスケットに英語が綴られていて、親子で楽しみながら学べる”親子のコミュニケーションビスケット”というコンセプトがあります。マクドナルドとのコラボのぬりえ&シールも本質は変わらないと考えています。
そして何より、「お客様にご満足いただけることが大事」と吉村さん。
「商品のコンセプトや企業方針が合致しているかが第一段階になるのですが、企画がスタートしても色味や形がブランドイメージに沿わないようなものであれば断念せざるを得ないこともあります。
どうぶつたちのグッズも、パッケージのイラストでは後ろ姿までは分かりません。最初に3Dでグッズ化した際には少しだけ見えている部分からどういう形か想像して、丸っこくてコロンとした形を作り色味を調整するのが本当に大変だったと聞いています。もともとお菓子をご愛顧くださっている方のイメージを崩さないように再現しています。」
グッズ化に至るまでにも「たべっ子どうぶつ」への愛、そして「たべっ子どうぶつ」を愛している人全てへの感謝が感じられる。そして、今後も「お客様ファースト」は変わらない。
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