◆カプセルトイがブームの火付け役に
ギンビスのモットーは味、品質を変えないということ。「たべっ子どうぶつ」は変わらずピンクのパッケージだ。
ほかの定番商品も「アスパラガスビスケット」は巾着、「しみチョココーン」は袋型のパッケージを変えていない。
そんな中で、どうすればファン層を広げられるかと考えた結果の施策がグッズ化だ。
「2018年ごろから着手し、2019年に発売したカプセルトイから人気が出始めました。カプセルトイのフィギュアは発売した直後に完売しました。そのフィギュアがパッケージとほぼ等身大の大きさで、フィギュアを集めてパッケージと一緒に写真を撮ってSNSに投稿、それをご覧になった方がまた……とお客様同士の交流の中で広がっていきました」
カプセルトイは再販発表当日にテレビで取り上げるなど話題となり、更に拡大していきました。
「カプセルトイのほか、昨年ですとライソンとのカステラメーカー、GUやマクドナルドのハッピーセットなど、コラボもさせていただいています」
これらの反響も大きく、ライソンのカステラメーカーは予約開始後にサーバーダウン、マクドナルドに関しては人気の高さから2週間の販売予定が1週間に短縮された。
人気の高さは「たべっ子どうぶつLAND」にも反映され、動員数は東京と横浜の2会場で16万人に上る。
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