5. 滝川市の菜の花畑/丸加高原伝習館(北海道)
のどかな田園風景の中に広がる黄色い絨毯が美しい滝川市の菜の花畑。連作を避けるために毎年異なる畑に作付けされ、市内に点在しているのですが、その面積が日本一だということは意外と知られていない穴場の花スポットです。
満開となる5月中旬頃は、菜の花まつりのイベント会場となっている丸加高原伝習館を中心に、毎年変わる市内の菜の花畑会場を周遊してくれる菜の花タクシーや菜の花バスが運行しているので、市内各地の菜の花畑を便利に巡ることができますよ。
原則、畑に入ることは禁止ですが、丸加高原伝習館の周辺にある菜の花畑特設会場(有料)のみ、菜の花の中に入って撮影することが許されています。ルールを守った上で、観光を楽しみましょう。
6. 塩船観音寺(東京)
「花の寺 塩船観音寺(しおふねかんのんじ)」として知られる、東京都青梅市にあるお寺さん。花の寺と呼ばれるようになったのは、境内に植栽されているツツジがきっかけです。昭和41年に植栽がはじまり、昭和43年にはじめてつつじ祭りが開催されました。
現在は15種類、約17,000本のツツジが、4月中旬〜5月上旬にかけてお寺を囲むように色とりどりに花を咲かせ、まさに日本らしい春の風景が楽しめます。
7. 小湊鐵道(千葉)
千葉県市原市「五井駅」から夷隅郡大多喜町「上総中野駅」までを結ぶ、総延長約40kmの小湊鉄道は、人気の高いローカル線です。なんだか懐かしい雰囲気の駅舎や、四季折々の景色が楽しめる沿線の風景など、旅情をくすぐります。
とくに3月下旬〜4月上旬には、車窓から菜の花と桜が楽しめるというのが大きな魅力!また、養老渓谷駅と上総大久保駅間にある石神の花畑では、あたり一面に広がる菜の花の景色が楽しめますよ。
2022年には「五井駅」すぐの場所に、小湊鉄道が運営する「こみなと待合室」がオープン!カフェを併設するお洒落な空間となっていてこちらもおすすめです。
8. 岡崎公園・岡崎疎水(京都)
岡崎疎水は、琵琶湖疏水からつづく分流です。両岸にはソメイヨシノなどが約400本植えられており、今にも水面をかすめそうなほどに桜が咲き誇ります。桜の見頃となる4月上旬には、公園の周囲を囲むように整備された岡崎疏水を船で巡る「岡崎十石舟めぐり」が運行され、舟から楽しめるお花見が人気!
また陽が落ちてから行われる「岡崎桜回廊ライトアップ」では、疎水の水面に桜が写り込む幻想的な光景が見どころです。