『SPY×FAMILY』アーニャ役・種崎敦美、演技力が“別格”!

 そんな2人がゴールインしただけに、業界関係者からは「いわゆる“格差婚”と指摘する人は多い」という声が聞こえてきた。

「さまざまなアニメに出演してきた種崎の演技力は、業界内でも非常に評価が高い。彼女たちの年代で活躍している女性声優は、いわゆる『アプリゲーム声優』量産世代。ゲーム収録はアニメの現場とは異なり、一人で大量のセリフを録音するのですが、ほかの声優たちとの絡みがないため、現場で学ぶ機会が少ないことから、演技力の乏しい人が少なくない。しかし、彼女は別格です」(声優業界関係者)

 ちなみに種崎は今期、前述した『SPY×FAMILY』のほか、9月から放送中の『葬送のフリーレン』(日本テレビ系)で主演しているほか、複数のレギュラーを抱える売れっ子ぶりだ。

「15年にTOKYO MXほかでアニメ化も果たした『アイドルマスター シンデレラガールズ』に、五十嵐響子役で参加することになった際は、関連の仕事でスケジュールが埋まり、それ以外の作品になかなか出演できなくなる、いわゆる“アイマス声優”になってしまう可能性もありました。しかし、現在これだけ多くの作品に出演しているのは、十分な実力があるからこそでしょう。女性声優にしては珍しい、息の長い声優になると思います」(同)