美容室に行き、しばらく経つと徐々に伸びてくる前髪はセルフカットで事済ませたいものです。前髪のために美容室に行くのはもったいないですから、お家で簡単にできるカット法を知っておきましょう。上手にセルフカットが行えるやり方と共に解説していきます。

前髪はセルフカットで!

定期的に通う美容室は髪全体が長くなってくればカットしに行こうと思いますが、前髪だけ伸びている状態では中々気軽に行こうとは思いませんよね。前髪はサイドやバックなどど比較すると非常に伸びるのが早い部分ですから、前回前髪を短くしてもすぐ長さが気になってしまうところです。

前髪が伸びると場合によっては目にかかり、日常生活に支障が出でくるでしょう。また、前髪は鏡で見たときに自身で正面から真っ直ぐ見られる箇所のため、比較的セルフカットを行うのは簡単だと感じます。

前髪のセルフカットは斜めになりがち…

そんなセルフカット初心者でも簡単にできそうな前髪。しかし、軽い気持ちでセルフカットをしたのが運の尽き…斜めになったり、真ん中だけえぐれてしまったりと失敗してしまう人が多発しています。特に斜めになった前髪は幼いように見えてしまい、普段の服装などが大人っぽい人には少々キツイものがあるでしょう。斜めに仕上がった前髪は無残としか言いようがありません。

しかし、ハサミを真っ直ぐ入れてカットすれば簡単にバサバサと切れそうですが、実は前髪は意外とセルフカットが難しい部分でもあります。真っ直ぐ前髪を取って切ったつもりでも、指の持ち方などで斜めになってしまうこともあります。

また、前髪を挟む指の角度が斜めになっていれば当然その方向にカットしていく前髪の方向も斜めに仕上がってしまいます。自分の目では真っ直ぐになっていても実は指の角度が斜めになっていることもあり、正面からしっかり指の角度をチェックしなければ実は真っ直ぐ前髪を挟めていないこともあります。前髪が斜めになってしまうのはそんな原因がいくつも隠れているため、恥ずかしい斜め前髪を回避するためにもセルフカットの前には注意が必要です。

前髪は一度失敗してしまうと、長さによっては誤魔化せないこともある恐ろしい箇所です。一歩間違えたセルフカットをしてしまうと、失敗した前髪が伸びるまで他人の目に晒されることになります。失敗してしまう原因の多くは、思っていたよりも斜めになってしまったり、均等の長さにできなかったことが挙げられます。前髪の失敗は怖いものですから、上手にセルフカットできる方法を身に付けていきましょう。

前髪セルフカットが初心者はドライヘアから始める

美容室に行くと多くの場合、髪を濡らした状態から始めます。そのため、セルフカット初心者の人は濡らした方が良いのかと何となくスプレーで髪を濡らしている人が多いですが、ヘアスタイルを作るのに慣れていない初心者の人は髪が濡れていないドライヘアの状態から行うのが望ましいです。

髪が濡れた状態では、セルフカットしたときに全体のイメージが掴みにくく、乾き始めたときに切り過ぎてしまったと焦る原因になります。濡れた前髪では前髪を挟んでいる指と指が滑り、セルフカット中に斜めになってしまうなどの失敗が考えられるのでドライヘアから前髪のセルフカットを行っていきましょう。

前髪のセルフカットでおすすめはシースルー

前髪にも様々な種類があり、その中でも現在非常に流行しているヘアスタイルがシースルーです。シースルーとは、前髪を極端に薄く作ることを指し、韓国の女性が行ったことで日本でも浸透してきています。シースルーの前髪は前髪の表面が薄いながらも女性らしい繊細な印象に見せることができます。

また、シースルーの前髪は流すでも良いですし、巻いてもそのままでも良い何とも勝手の良い前髪でもあります。シースルーの前髪は芸能人の中でも取り入れられている種類ですから、シースルーは現在流行りの前髪なのです。

①色々ある!前髪の種類【流す】

誰でも同じように見える前髪には実は様々な種類があることをご存じでしょうか。前髪のヘアスタイルには、多くの人が取り入れている流すという種類があります。ちょうど前髪が伸び始めてきたときに最も手軽に行える種類でもあり、良く目にする種類でもあるでしょう。

長さはどうであれ、斜めに流すことによっておでこが見えるヘアスタイルになります。前髪を流すヘアスタイルは清潔感があり、しっかりとまとめればセクシーさなども感じられるヘアスタイルでしょう。しかし、流す前髪はぱっつんなどの平行に切りそろえたカット方法ではできないのが難点です。

②色々ある!前髪の種類【ぱっつん】

若い女性に大人気のぱっつんは昔から今も変わらず支持を得ている定番中の定番のヘアスタイルです。横に真っ直ぐと平行に伸びる前髪は重みを感じられ、まるでお人形さんのようにも見えます。「可愛い女性のヘアスタイル」といった感じで、セルフカットの中では簡単にできそうな前髪だと思われています。

しかし、ぱっつんの前髪は前髪の種類の中でおそらく最も難易度の高いセルフカットだと言えます。ぱっつんは綺麗な線が魅力的であり、一番の売りのため、少しでもボコボコとした線に見えてしまったり、えぐれた部分があっては綺麗なぱっつんには仕上がりません。それだけぱっつんというのは難しいセルフカットであり、真っ直ぐ髪をカットできない人には適さないヘアスタイルです。

③色々ある!前髪の種類【アシメ】

前髪の種類にあるアシメ。ぱっつんや流すヘアスタイルも可愛いですが、アシメはまた違った元気な女性らしさを与えてくれるでしょう。アシメというヘアスタイルは誰でも一度は見聞きしたことがありますよね。知名度も高いですが、実は前髪にもアシメの仕上がりをすることができます。

アシメは上記で触れたぱっつんのセルフカットに失敗したときにも応用して使えます。流す前髪であれば失敗することもほとんどないと感じますが、ぱっつんだけは失敗率が非常に高いため、そんなえぐれたり斜めになってしまった前髪にはさらにカットを加えていき、アシメにしてしまうというのも一つのワザです。アシメは奇抜なメイクを好む人にも合っていますので、前髪のセルフカットに失敗したときはいっそのことアシメにしてしまいましょう。