ジャニーズ事務所に対するテレビ業界の対応が厳しくなっている。9月27日、NHK・山名啓雄メディア総局長は同局の定例会見の中で、ジャニーズ所属グループの『紅白歌合戦』出場について、「現状ではゼロになる」と説明。また同局の担当者も、ジャニーズタレントの今後の起用について「新規の出演依頼は当面行わない」と明言した。
もともとNHKは、ジャニーズ事務所側にレッスン場を提供するなど長期にわたり蜜月関係にあった。創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害について、まったく知らなかったということはまずないだろう。その意味ではある種の“共犯関係”となるのだが、国営の放送局がジャニーズ切りをしたのは今後、大なり小なりテレビ業界にも影響を及ぼすことは必至のようだ
「TBSは性加害問題に関して、ジャニーズ事務所に要望書を出したとのことです。民放テレビ局の中で最も“日和見主義”なTBSですから、こういうトラブルがあるとすぐ排除を断行しそう。ネット上のジャニーズファンたちは、今後ジャニーズタレントがテレビ局から一掃されてしまわないかと戦々恐々のようです」(テレビ業界関係者)
一方で、ジャニー氏を擁護し、ネット上で炎上しているタレントもいる。
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