東山氏を中心にジャニーズ事務所の改革が進んでいるが、所属するタレントも協力することで一気に生まれ変わったことを世間にアピールするつもりだという。

「独立にもっとも近いと言われているのが、関ジャニ∞のメンバーです。というのも、メンバーの村上信五は、2025年大阪・関西万博の仕事も行っている。大阪府からもプレッシャーを受けているようで、早めに切り離したいようです。特に関ジャニ∞は、『ジャニーズ』を名につけていることで、グループ名の変更も含め、新会社を作る構想が持ち上がっています。関ジャニ∞が独立して脱ジャニーズをアピールすることで、世間やスポンサーに生まれ変わったところを見せたいようだ」(民放関係者)

 そんな関ジャニ∞メンバーの中で、この騒動をキッカケとして東山新社長と同じく経営者として道を切り開きそうだと言われているのが大倉忠義だ。

「大倉は、関西ジャニーズJrのプロデュースを行い、なにわ男子を生み出している。プロデューサーとしての手腕は高く評価され、関西ジャニーズJrメンバーの信頼も厚い。関西のJrに関しては、大倉を社長にした上で再出発のイメージを付けるために独立した関西支社にする話が出ているようだ。そのためにも、大倉はグループからの脱退を考えているようで、関ジャニ∞は性加害問題でかなりの影響を受けそうです」(週刊誌記者)

 今回の東山氏をはじめ、過去にはTOBEの創始者でもある滝沢秀明氏もタレント活動を引退し経営に専念した。大倉も同じ道を辿って、ジャニーズ事務所の立て直しに一役買うつもりでいるようだ。