藤田晋氏(株式会社サイバーエージェント)

メディア、インターネット広告、ゲームなど、ITに関わる幅広い分野で事業を展開している株式会社サイバーエージェント。同社を起業した藤田晋氏は2000年3月、26歳(当時の史上最年少記録)で東証マザーズに上場しています。

前述の2人とは異なり、大学在学中ではなく就職した後に起業。藤田氏は青山学院大学を卒業後に転職支援サービスを行なうインテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社しました。株式会社サイバーエージェントを創業したのはその翌年の1998年のことです。

創業から一貫してインターネット産業において高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」ことを目標にサービスの拡充・拡大に注力。サイバーエージェントは、ITベンチャー代表株として成長し続けています。

藤田晋プロフィール
1973年5月16日生まれ、福井県出身。1998年、24歳でサイバーエージェントを設立。2000年に26歳(当時の史上最年少記録)で東証マザーズ上場、2014年9月に東証一部へ市場変更。

家入一真氏(株式会社paperboy&co.)

家入一真氏はシリアル・アントレプレナー(連続起業家)の一人です。2001年に合資会社マダメ企画を設立し、2003年にpaperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)に社名を変更。2008年にJASDAQに上場しました。

その後別会社で飲食事業に乗り出すも失敗。しかし32歳で株式会社ハイパーインターネッツを設立し、クラウドファンディング「CAMPFIRE」などのインターネット事業に再び乗り出しました。

2016年2月に株式会社ハイパーインターネッツから株式会社CAMPFIREへ社名変更し2020年時点では「リバ邸」などのサービスを提供するなど精力的に活動しています。

家入一真プロフィール
1978年12月28日生まれ、福岡県出身。中学2年から登校拒否。高校を1年で中退後、大検を取得。東京芸大を目指すが家庭の事情により就職。2001年福岡で合資会社マダメ企画を創業。2003年に株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ)に社名を変更。2008年にJASDAQ市場へ上場。退任後、株式会社CAMPFIREを創業、代表取締役に就任。

福島良典氏(株式会社Gunosy)

Gunosyは日本で情報キュレーションサービスをいち早くスタートした会社の一つです。良質なコンテンツを最適に届けることを目的に設立されました。

東京大学大学院工学系研究科在学中に株式会社Gunosyを創業し、約2年半で東証マザーズに上場(後に東証一部に市場変更)させたのが福島良典氏です。なお福島氏は2016年Forbes Asiaよりアジアを代表する「30歳未満」に選出されています。

さらに2019年6月、日本ブロックチェーン協会(JBA)理事に就任。2020年時点で福島氏はGunosyとAnyPayの合弁会社「LayerX」の代表取締役社長に就任しブロックチェーン事業を推進中です。

福島良典プロフィール
1988年2月15日生まれ、愛知県出身。2012年東大大学院在学中に株式会社Gunosyを創業し代表取締役に就任。創業より2年半で東証マザーズに上場し、後に東証一部に市場変更。2018年にLayerXの代表取締役CEOに就任。2016年Forbes Asiaよりアジアを代表する「30歳未満」に選出。2019年6月、日本ブロックチェーン協会(JBA)理事に就任。

20代で成功する人の共通点

ここまで紹介してきた起業家5人に共通しているのは「早く動き出している」ことです。藤田晋氏と家入一真氏は一度社会人を経験してから起業していますが、他の3名は在学中に起業しています。「20代のうちならたとえ失敗してもいくらでもやり直せる」という気持ちで行動してみるのが成功の秘訣かもしれません。

若くして起業し成功している経営者のストーリーには、私たちの人生のヒントになることもたくさんあります。たとえ起業や経営に興味がなくとも、生きていくうえで大切な何かが得られるかもしれません。

20代という貴重な時間を無駄にしないよう、彼らの起業ストーリーから学び、今からできることをはじめてみてはいかがでしょうか?

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