◆有紗よりも一般生活の難易度が高そうな“友ちゃん”

 7話では、“友ちゃん”こと友子がプロのカメラマンから被写体のオファーが入ったと有紗や岡村(風間俊介)に報告するところから始まる。有紗と同じ支援学校に通っており、知的障害を抱えている友子。しかし、有紗が「(友ちゃんよりも)私のほうが障害軽度なんです」と口にしていた通り、友子は落ち着きがなく、思ったことをバンバン口にするなど豪快な言動が目立つ。

 他にも、カメラマンの名前を忘れないために紙に書いて貼り何度も復唱したり、アイロンを使用する際にコンセントをさし忘れていたりなど、有紗よりも一般生活を送ることの難易度が高そうだ。ただ、友子のそういったシーンを見せ、「私のほうが障害軽度なんです」というセリフがあることにより、障害者といっても人によって様々な特性があることが伺える。