業界内では「性加害問題があっても、Snow Manだけは視聴率の観点から外せない」との見方が強く、NHKがジャニーズ事務所の稼ぎ頭となっている「Snow Man」の出場を望んでいると指摘されている。
Snow Manの人気はすさまじく、CDが売れない時代にデビューからアルバムが3作連続でミリオンヒットを記録。しかも、今年5月にリリースした3rdアルバム「i DO ME」は発売初日に83.3万枚(オリコン調べ、以下同)を売り上げ、初週で106.1万枚のミリオンに達してしまった。さらに今年は念願だった初の単独ドームツアーを成功させ、4月から冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)がゴールデンタイムに昇格するなど、勢いは加速する一方となっている。
『紅白』では、デビュー前の2019年にジャニー氏の追悼企画としてSixTONESと共に特別枠で初出演予定だったが、メンバーの1人がコロナに感染し、残るメンバーも濃厚接触者と判断されたことで辞退。2021年に正式に初出場し、昨年は2年連続となる白組前半のトリを飾った。彼らは10代~20代の若者層から絶大な支持を集めており、若年層へのアピールが課題となっているNHKとしては「いなくなったら困る」という存在のようだ。
【こちらの記事も読まれています】