ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、年末のNHK『紅白歌合戦』で“ジャニーズ枠”が半減する見込みであると報じられた。「それでも半分しか減らないのか」といった声もあるが、NHKとしては「絶対に出場してもらいたいグループ」がいるため、完全な“ジャニーズ切り”はできない事情があるようだ。

 近年の『紅白』はジャニーズから5~6組出場するのが恒例で、司会にもジャニーズタレントを起用することが多く、一部では「ジャニーズ紅白」とも称されていた。しかし、ジャニーズ事務所が性加害問題を事実だと認め、社会的な批判を浴びたことで状況は一変。各経済団体や大手企業が厳しい姿勢を取ったことで「CM撤退ドミノ」が発生し、民放ドラマのキャスティングにも影響が出始めたといわれている。