【恋人と別れる理由⑮】束縛が強すぎる
多少の束縛は愛情の裏返し、といったようなことが時折、男社会で喧伝されることもあって、「自分以外の男のアドレスは全部消させる」や、「カノジョが男の参加メンバーもいる飲み会に行くなんて許せない」という人もいます。
恋は盲目、の始めのうちは確かに「自分のモノ」扱いが嬉しいかもしれませんが、「仕事絡みの忘年会や新年会、残業帰りのちょっとした食事の席もダメ」というようなところまで行くとさすがに「精神的束縛」となって洒落にならない場合も。
また、反対にカレに対してこうした束縛行為を繰り返していると、「単に付き合っているうちならまだしも結婚なんてしたら(束縛の度合いが)どうなることか」と怖気をふるったカレから別れを切り出されるきっかけともなりかねません。
特に対面的に面子を大事にしないといけない職種や性格の男子には「束縛されている」と周囲に知られるだけでもダメージが大きいもの。「復縁したくない元カノ」ランキングなどでも「束縛がひどい」は常に高位を占めるだけに「現在の付き合いを大切にしたい」と思う人は要注意です。
【恋人と別れる理由⑯】友達との付き合いを制限させられる
社会人となると高校生や大学生時代のような幅広い人に出会うチャンスもなくなり自然と交友関係も限られてくるものですが、「親しい友達はとりたてていない、カノジョだけが自分のプライベートを知る人」というようなカレカノジョの場合、自分と共有できるもの以外の世界」を相手がもつことを極端に嫌がるタイプの人が少なからずいます。
そうしたカレ・カノジョの場合は「(相手には)自分さえいればいい」と信じきっているので、自分の行動が相手から自分への恋心や愛情を削ぎ落としていく行為につながると気付かない人がほとんど。
「カノジョのココが嫌い」といったようなランキングでも上位にランクインするこうした傾向に心当たりがある場合は、十二分に気をつけましょう。
【恋人と別れる理由⑰】金銭感覚や経済観念の違い
百歩譲って高校生や大学生などの「生活とお金」の関係の深刻さにまだまだ気付かないで過ごせているうちはいいものの、社会人デビューした後のカップルが直面する「別れのきっかけ」となる1つが「金銭問題」や「経済観念の違い」です。
特に遠くない将来の結婚や出産といったライフイベントが視野に入ってくる年齢のカップルにとってこうした問題は避けて通れない死活問題。
さらに最近では、ギャンブルやブランド品などのぜいたく品購入といったある意味わかりやすい金銭問題だけでなく、「結婚資金にできる貯金がない」「学生ローンの残高が莫大すぎる」といったような、生活態度を改めればなんとかなる、と言う問題ではないようなものも別れるきっかけの大きな部分を占めてくるようになってきています。
【恋人と別れる理由⑱】売り言葉に買い言葉のケンカの果て
普段は思いやりぶかく優しいカレであっても、仕事がうまくいかない時や仕事の繁忙期で疲れてなかなか会えないような時などにわがままを言われたり、そのことで嫌味を言われたり、あげくは浮気を疑われたりすればカチンと来るもの。
最悪そこで気付けばまだマシですが、読み違えてますます相手を追い込むようなことや男のプライドを逆なでするようなことを言ったりすると売り言葉に買い言葉のひどいケンカに発展することも。
いくらケンカのときのセリフとは言え、あとからハッとなってもいったん口にしたものはデリートできないのが現実。例え何とか修復できても、そのことが「しこり」となって結局は別れる遠因になったり、疎遠になるきっかけとなった、という事例も。
【恋人と別れる理由⑲】「もう好きじゃない」と感じた
残酷なようですが「好き」になるのに理屈が必要ないのと同じで「嫌い」になるのにも理屈はない、というのが現実。
あばたもえくぼ、の例えではありませんが、「好き」という気持ちが自分の心を占めていたときはすべてカノジョの美点に見えていたことも、ちょっとした何かのきっかけで「嫌い」という気持ちが芽生えてみると、「今まではなんだったんだ」と思えるほどすべてがカノジョの欠点に見えてくる逆転現象が起こることもしばしば。
特に男性側にはこうした傾向は強く、別れに関するランキング以外の復縁や離婚といったランキングにおいても「いったん冷めたらとことん相手の欠点が見えてうんざり」といった声が多数寄せられています。
さらに高校生や中学生のように知り合う相手の範囲が狭いうちはうまくいっていたのに、進学などで環境が激変したとたんに冷めた、ということも。
こうした場合は、気持ちが残っているほうにはつらいですが「縁がなかった、縁が浅かった」と諦めるしかありません。
【恋人と別れる理由⑳】恋人としてより友達でいた方が良かった
長年気の置けない友達付き合いをしてきた間柄だった2人がカレカノの関係に移行するのはよくあることですが、すんなりうまくいく、と思われがちなこうした恋愛関係が案外壊れやすい、というのも周知の事実です。
「あんなにいい友達関係だったのに(恋人としてうまくいかないなんて)なぜ?」と思うかもしれませんが、友達として見る目と自分のカレ・カノとして見る目は自ずと違ってきても当たり前。
例えば酒に弱くよく悪酔いする女性でも友達として見ている分には「もー、しょーがないな」と許してくれるカレでも、いざ自分のカノジョとして見る場合は「そんな酔態誰彼かまわず見せるな、みっともない」とんってしまうのも仕方ないことかもしれません。
いくら友達として長年付き合ってきて気心は知れている、と思っていても、恋愛関係になったのならある程度の「ケジメ」は必要不可欠。そこを無視して甘えてばかりいると、恋人としてはおろか友達としても愛想を尽かされる羽目になりかねません。
【恋人と別れる理由㉑】「すれ違い」が多すぎた
「別れるきっかけ」というランキングなどで必ず上位に入る理由の1つ「すれ違い」。
実はこの「すれ違い」には遠距離であったり仕事柄出張がちであったりといった物理的な「すれ違い」の他にも、価値観の「すれ違い」や世界観の「すれ違い」といった精神的なものも多く含まれます。
よくありがちなのが、高校生や大学生同士のカップルのように、「同じ環境下」にあったときには感じずにすんでいた物の考え方や好み、行動パターンなどの違いが、仕事を始めたことや進学などによってお互いの属する環境が変わったことで、よりハッキリとしてしまったことによる「すれ違い」。
この場合は、男女どちらかが一方的に悪いというわけでもない分、別れると決断するまでに時間がかかる場合も。
どんな別れも「次」へのチャンスに生かせるようになろう!
どんなに考えて、どんな選択をしても、後からまるっきり後悔しない、という人はいないはず。
たとえ後から「あの時ああすれば」と振り返ることがあっても「だけど、あの時はそうするしかなかった」と、自分で自分をきちんと説得できる自分になることが、「別れ」の痛みの1番の処方箋かもしれません。
どんな痛みも想い出もバネにして「次の恋はハッピーエンドに!」と思える自分になりたいですね。
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