出会った時には「いつまでも」と誓い合った2人であっても、別れるという選択を余儀なくされることがあります。ここでは誰にとっても辛い別れという道を歩むことになった理由をランキング形式でご紹介。アナタの恋に別れる理由が訪れないようにぜひ参考にしてみて!
失恋よりも「別れの痛み」が長引くのはなぜ?
失恋も別れも「相手を失う」痛みという点では同じはずなのに、「失恋」は日にち薬でいずれ治っていくのに対して「別れ」の痛みは何年たっても思い出すとズキッとした痛みのまま残されることがあります。
この差が生まれる原因の1つは「失恋」は乱暴な言い方をすれば、文字通り「恋を失った」だけのことなのに対し、「別れ」はその期間が長かろうと短かろうといったんはうまくいったはずの2人が「別れる」選択をしなければならなかったことに他なりません。
自分ではその時点では「最良」の選択をしたつもりでも、選択というからには当然もう1つの道があったはず。
なので、いつまでも「もし(別れることを選択しなければ)」とか「あの時違う選択をしていたら」という疑問が いつまでも尾を引くことになるのです。
そこで今回は、世の中のカップルたちが「別れる」ことを選択した「理由」を21項目ランキング形式でご紹介していきます。あなたの「選択肢」と比べることで「自分の選択」をもう一度見直してみるきっかけになるかも?
【恋人と別れる理由①】どちらかに他の異性の影がある
中学生や高校生での恋愛なら「今カレ・今カノが真剣な恋愛としての初カレ・初カノ」ということもありえますが、社会人や大学生ともなると、元カレ・元カノがお互いに数人(数十人?)はいるのが当たり前とも言えますよね。
そうした相手の「過去」をいつまでもとがめていたり気にしていたのでは、一歩も前に進みようがありませんが、そもそも相手の中で「過去」になっていない元カレ・元カノがいる場合は全く別の話。
それでなくても目の前にいない相手のことはどんどん自分の中で美化しがちなものなのに、そんな相手と四六時中心の中で比較されていたのではこちらに勝ち目はありません。
そうした場合は無理やり付き合いを続けて言っても、結局はお互いを傷つけあうという結果に終わりがち。まだ相手のことが「好き」で「憎む」ほどの傷には至っていないうちに別れる、というのがどちらにとっても最上の選択かも。
【恋人と別れる理由②】致命的な嘘をつかれた
何気ない嘘、相手を思ってついた嘘、嘘だと気付かないでついた嘘、嘘にもいろいろある以上「私は嘘をつかない」という嘘をついてみんな生きている、と言い換えてもおかしくないのが現実です。
でもそれだけ日常にあふれているともいえる嘘の中でも「これだけはダメ」という嘘は絶対に存在するもの。それがどれだけ熱愛中の2人であっても絶対に踏み越えてはいけない「最低限の嘘」というラインがあるのです。
そうした嘘を平気で、あるいは多少は後ろ暗い思いをしながらも結局は相手につく、という人は、その嘘が発覚していったんは謝罪したとしてもなかなかそういう性分は治りません。
嘘つきは「これぐらいのこと(別れる理由になんてならないよ)」と言うかもしれませんが、自分が大切で自分の未来を守りたいなら自分の中の「嘘のデッドライン」を踏み越えた相手とは例え結婚話を視野に入れるような相手であっても別れる、という選択しかないことも。
【恋人と別れる理由③】ただ、なんとなく
高校生、あるいは大学時代から長年付き合ってきていて周囲からも当然結婚するもの、と思われていたカップルがある日突然別れた、と聞いて驚いた経験、ありませんか?
顔を突き合わせればお互いの悪口や愚痴の言い合いで、「仲がいいんだか悪いんだか」分からないようなカップルが結局は結婚へとゴールインすることに比べて、周囲からも「公認」のようなカップルが別れるときの理由に多い「ただ、なんとなく」というセリフには正直すんなり納得できないことも。
でもそういう「ただ、なんとなく」という理由で別れるカップルの多くに共通するのは、お互いに対して「本音やエゴをぶつけあったことがない」という事実。「波風無く穏やかに」と言えば聞こえはいいですが、長年深く付き合っていこうと思うのなら、お互いの「素」の部分も受け止めあわなければ先々やっていけません。
「ただ、なんとなく」のセリフに続く言葉は「ただ、なんとなく(相手にとっても自分にとってもその人だなくてはいけない理由、がなかった)」ということだっただけなのかも。男女どちらのアンケートでも別れる理由のランキング上位にあがる「ただ、なんとなく」にはそうした隠れ理由がある場合を念頭においておくのが賢明です
【恋人と別れる理由④】結婚という未来が描けない
高校生や大学生の恋愛では、相手が「好き」という気持ちだけで交際を続けていくことができますが、仕事を始めて、結婚や出産を意識する年齢になってくると「好き」という気持ちだけでは、付き合っていくことができない、という問題に男女問わず直面することがあります。
その原因は、相手や自分の仕事関係や収入、人生観の違いなどさまざまな理由が考えられますが、特に共通しているのは「結婚」という形態を最終的にとる、とらないに関わらず、「相手との未来をうまく想像できない」という時点で「別れる」という結論は出ているも同じということ。
「好き」な気持ちが褪せていない場合は男女どちらにとってもつらい選択になるかもしれませんが、「別れる」一択の道をごまかしごまかし歩いていっても結局は自分に嘘をつき続けていくことになるだけです。
【恋人と別れる理由⑤】長年一緒にいすぎた
中学・高校生時代からの付き合いや、幼なじみからカレカノへの昇格カップル、などの長年付き合っているカップルがパッタリ別れる、時の理由は、「相手への不平不満が静かにふりつもって臨界点を超えた」パターンと「長年一緒にいすぎて相手が異性ではなくなった」のパターンに分かれます。
前者に多いのは、本人自身も無意識の内に「あれ?」と思う小さな不平不満がどんどん積み重なっていたときに、最後の一押し、的なきっかけが起こって「ああ、この人とはやっていけない」と気付くケース。
この場合は相手には「別れる理由」が「理解できていない」ことが多いので、いざ別れるとなってもモメることが多くあります。
それに対して後者の場合は、長年の付き合いの中で相手も同様に「異性と見れない」とうすうす感じていることが多いため、意外とあっさり別れるという選択を受けて入れてくれることが多いそう。
【恋人と別れる理由⑥】逆に「別れない」理由がない
どれだけ「肩書き」的には自分とつりあう相手でも、長年一緒に過ごしてきた時間や歳月が輝いていても「嫌なものは嫌」でしかないこともあるのが人の感情の難しさ。
そうした場合の別れ際には泥仕合となることも多いですが、なるべくなら「ぐっとこらえて」相手のことを必要以上に傷つけない、という方法をとるのが結局は最良の道。
特に長年の付き合いで相手の家族や友達、仕事先にまでカレ・カノとして公認となっているようなカップル状態からの別れを選択する場合などは、ある程度までは相手の顔をたてて別れるのも結局は「損して得取れ」式解決です。
下手にそこでこじらせると、例え中学・高校生であっても一気にストーカー化してしまったというような事例などもトラブルランキングなどで多くランクインしているので要注意。