【恋人と別れる理由⑦】異性関係がだらしなさすぎる
男でも女でもカノカレが人気者なのはいいとしても、誰彼区別なくベタベタしたり口説いたりということまでは普通黙認できません。ましてや、隠れてこそこそセフレをキープしていたり、元カレ・カノとずるずる男女関係を続けているような相手とは、いくら相手のことが「好き」でも長続きはしません。
なぜならそういう異性関係のだらしなさをどういう形であれ自分というカレ・カノがいる状態で続けている、ということは、そのカレ・カノはそうした二股や異性関係の乱れでこちらが傷ついてもかまわない、と心の奥底では思っているということだからです。
「それでも好きだから」と痛む自分の心にフタをして、傷つく自分から目をそらしていても、「自分が自分につく嘘」は長続きはしないもの。また、そうしただらしなさは仕事関係にも先々影響してくることも多いものです。
世の中には別れるしかない「理由」というものもある、ということも覚えておいて損はないかもしれません。
【恋人と別れる理由⑧】遠距離にお互い疲れた
高校生なら大学や専門学校進学時、または就職時などにいったん遠距離になってしまうと、それまで長年一緒にいて少しずつ愛情を育ててきた、というようなカップルでも「別れ」の危機に直面することはしばしばです。
特に高校生時代など、それまでは会いたいときはいつでも会えていたのに(今はダメ)、というストレスは大変なもの。それに加えて仕事や進学による環境の激変に自分が対応していくのが精一杯の相手に寂しさから来るわがままをぶつけてしまうと、言われた方も相手の寂しさやつらさが理解できても自分もいっぱいいっぱいで、つい傷つけあうことになってしまいがちです。
しかしその一方で、遠距離を乗り越えたカップルは、より絆をしっかりとしたものにできる、といった意見が「結婚を決めたきっかけは何ですか」といったランキングにしばしばランクインするのも事実。
高校生や大学生、就活や進学を前に今別れの危機にあるという人も、もし「遠距離」を別れの理由やきっかけにしたくない、という気持ちがまだ残っているのなら、もう一度がんばってみる価値はアリです。
【恋人と別れる理由⑨】部屋が汚い、生活習慣がだらしない
最近では普通の会話でもひんぱんに出てくるキーワードの1つとなった汚部屋。自宅住みだった高校生や大学生のときには気付かなかったのに、社会人デビューなどで一人暮らしを始めたカノジョの部屋を見てげんなり、といったことも「嫌いになる」きっかけとしてよくささやかれる理由の1つです。
また、汚部屋だけでなく、洗濯の頻度や冷蔵庫の中身などもうっかり見られてカレにドン引きされる遠因になった、という人も。
さらに意外と盲点なのが会社や学校の机やロッカー、加えてバッグの中身。
どれだけメイクもナチュラルで好感度の高い女子でも、合コンやデートの時にたまたま目にしたバッグや化粧ポーチがぐちゃぐちゃで幻滅した、という男子や、「ちょっとした文具を借りようと会社のデスクの引き出しを見たら、食べかけのお菓子やガム、のど飴などが散らばっていた」、「机の下に履き替えたストッキングが丸めて放ってあった」、というような目撃談も。
どこで誰に見られているか、誰の口から噂になるかわからない世の中。「だらしない女子」が「嫌いな異性のタイプ」に常時ランキング入りしている現実を考えれば、長年の恋も冷めるようなだらしない生活習慣はなくす努力が大切です。
【恋人と別れる理由⑩】仕事との兼ね合いが無理だった
男子だけでなくバリキャリとして働く女子にも当てはまることですが、「仕事への理解度が低い」カレ・カノジョとは長続きしない、のがセオリー。
特に仕事の繁忙期が違う職種同士のカップルなどでは、相手の立場への理解がないと「どうしてデートもままならないの」「どうして連絡の頻度が低いの」などと責め立ててばかりいることになり、言われた側のストレスはもちろん、言う方も常にフラストレーションを抱えている状態になってしまう負の無限ループに陥ってしまいます。
また、男女どちらかが高校生や大学生といった年の差カップルの場合はこうした仕事の面でのすれ違いがより深刻になるケースも。
「仕事」を巡るトラブルが恋愛や結婚・離婚・婚活の相談ランキングに長年ランクインしていることも考え合わせて、「相手の立場に立つ」努力を忘れずに!
【恋人と別れる理由⑪】収入格差が大きくなりすぎた
長年付き合っていたカップルがせっかくゴールインしたのに、数年で別れてしまった、というようなときにちらほら耳にするのが「収入格差が響いた」という別れの理由。
「そんなこと結婚前から分かりきっていたハズなのに」とは外野のせりふですが、実は当事者である本人たちもそれが最終的に別れのきっかけとなるとまでは最初は思っていなかったこともしばしば。
なぜなら、低い方は「今は負けているけど、いずれ並べる」と心ひそかに思っているものですし、高い方は「いずれ相手が追いつけ、追い越せ、してくるだろう」と安易に構えていることが多いのですが、年功序列制のほぼ崩壊した今、そうした希望的観測が実現するのは至難のワザで、むしろ格差が拡大することも十分起こりうるから。「離婚の理由」ランキングやアンケートの常連なのもそうしたことが原因です。
収入格差のあるカップルが結婚というゴールインを果たす前には、一度きちんと「このままの格差が続いても2人ともうまくやっていけるかどうか」を話し合う必要が大。
【恋人と別れる理由⑫】復縁してみたもののやっぱり無理
大ゲンカして「相手の顔を見るのも嫌」で別れたのならともかく、何かのきっかけで復縁するというカップルも意外と多くいるもの。元サヤでうまくいけばいいのですが、2度目もやっぱり破綻した、という場合に多いのが「思い込みと過剰評価」です。
このうち「思い込み」は「あんなに辛い思いまでして別れたのだから、以前の悪かった点は反省してくれているだろう」と無意識の内に考えていたのに、悪い意味でお互い以前とまったく変わっておらず、結局同じきっかけで別れることになるパターン。
それに対して「過剰評価」は誰しもがハマりやすい落とし穴として「過去の美化」が原因となっているものが大多数を占めます。
それも中学や高校生のときの交際相手といったような、別れてある程度年月が経ている場合のカップルにこの傾向は強く、男女差もないのが特徴で、ひたすら記憶の中の相手を美化し続けてしまった結果、いざ元サヤに戻ってみたら現実の相手と記憶の中の相手に大きすぎるギャップがあったというパターンが多く「失敗した復縁」などの原因別ランキングなどにもこうした理由が多く見られます。
どちらもせっかく縁があって元サヤに収まるというのなら、きちんと現実と向き合い、過去を反省すれば回避できたハズ。
【恋人と別れる理由⑬】相手の家族や兄弟に問題がある
「長年の付き合いで相手のいいところも悪いところもよくわかっている」、「仕事のことも相互理解済みだ」、というカップルでもいったん直面するとなかなか解決できない別れのきっかけが「相手の兄弟、家族問題」です。
例え事実上の結婚であっても法定婚の相手でもまったく相手の家族との付き合いをせずに生きていくことはほぼ不可能なのが日本社会の現実なので、ずっと一緒に生きていく、となると「相手さえいい人ならそれでいい」とはなかなかいかないことも。
それが相手の親族と「性格的にあまり合わない」程度なら同居での結婚でもない限り、年に何回かのこと、と割り切ることも出来るかもしれません。
しかし、それが「借金や異性問題の尻拭いを家族に押し付けてくる」兄弟姉妹であったり、「熟年離婚に関する財産問題が勃発している」家族であったり、「自分たちの信じる宗教を無理やり押し付けてくる」親族一同であったりすると、事はそうカンタンには片付きません。
男女問わず、こうした「相手の家族」を巡る問題は結婚や離婚にあたっての問題などのランキングにも頻出する身近で深刻な問題と言えます。
【恋人と別れる理由⑭】どうしても許せないクセがある
「無くて七癖」と言うようにどんな人にも多かれ少なかれ「クセ」はつき物ですが、それが「こだわり」と言い換えられるようなものならまだしも、周囲に不快感を与えるようなものや、人格上問題があるというような「クセ」の場合は問題大アリ、です。
最低でも中学、高校生ぐらいまでなら何とか本人も自覚して「治したい」と思うクセなら改善の余地がありますが大学生や社会人というようなすでにそれが長年のクセ、となっている場合は根本的には治らないことの方が大半を占めます。
その場合は、「仕方ない」と諦められるかどうかが別れのきっかけとなるかどうかのジャッジライン。いくら好きでも不快感しか覚えないクセの持ち主の場合は、結論を先延ばしして結婚でもしてしまった後に「やっぱり無理」となっても後の祭りということも。