今週はすべての週刊誌が出ているが、内容的にはやや寂しい。小泉進次郎の名前を聞かなくなってしばらく経つ。どこで何をしているのかと思えば、サーフィンに現を抜かしているようだ。9月3日、福島県南相馬市の海岸で開かれた子供向けサーフィン教室に小泉は参加していたという。福島第一原発から出る処理水の安全性をアピールし、久々に脚光を浴びたと文春が報じている。
彼は「自民党サーフィン議連」の幹事長を務めていて、以前から「処理水が放出されたらサーフィンに行く」と福島の関係者と連絡を取り合っていたそうである。担当記者にも告げずに現地に入ったものの、結局、地元メディアが主催者側から情報を得て、大きく報じられることになったと政治部記者がいっている。サーフィンの腕前は初心者でもなくそこそこだそうだ。
彼は国会議員になって15年目。さらに上を目指すにあたって、遅ればせながら、最近、仲間づくりの大切さに気づいたようだという。もうこの男も42だろ? 気づくのが遅すぎると思うのだが。
「ただ、肝心の子分や、彼を支えるような右腕が見当たりません。かつて側近だったのは、同世代の村井英樹首相補佐官と小林史明副幹事長ですが、いずれも岸田派で上を支える立場。
一時期は“将来は小泉首相、福田官房長官”と言われていた福田達郎前総務会長とも、今は距離があります」(党関係者)
若殿も世の汚濁にまみれて、バカ殿になってしまわれたか。
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