もはや出口が見えない迷路に入り込んでしまったジャニーズ事務所だが、テレビ局もCMスポンサーの動向を見て、今後は起用を控えるようにしていくという。
「定例会見などで各局がジャニタレを今後も起用すると公表しているが、それも今年いっぱいの話。すでに、編成上で年末まで番組が決定しているので、いまの時点では継続的な起用を明言するしか無い。ただ、来年以降は、極力ジャニタレを起用しないようにお達しが幹部から出ている。特に、スポンサーが契約を打ち切る可能性が高い2024年4月以降は、CMの関係もあってジャニタレを使えない番組が増える。契約を打ち切った企業がスポンサーの番組にジャニタレが出ていればクレーム対象になりますし、特にスポットCMは番組を指定しないので、調整をするのはかなり困難になる。結果、ジャニタレは番組で使わないという流れになります」(民放関係者)
すでに、Sexy Zoneの中島健人がゲスト出演する予定だった『A-Studio+』(TBS系)では、収録が延期になるなど影響がで始めている。テレビ各局は来年以降に「イケメン枠」を開拓する必要が出ているが、そこで注目されているのが非ジャニーズのボーイズグループの面々だ。
「もっとも注目されているのは、BE:FIRSTです。『第73回NHK紅白歌合戦』にも出場していて知名度は抜群。特に、オーディション番組などを放送した日本テレビは、かなり積極的に起用していくという話です。また、同じく紅白に出ているJO1のメンバーもかなりの番組で起用される予定です。JO1は吉本興業が管理しているグループなので、吉本芸人がMCの番組ではドンドン起用されるでしょう。両グループともに今年の紅白出場が内定しているという話で、全局を挙げてプッシュしていくつもりです」(同上)