コロナ禍で外出しにくい日々が続いていますが、秋と言えば行楽シーズン!紅葉を見に行ったり、たまには自然豊かな公園などでデートもしたいですよね。そこで今回は、3密を避けながらもデートを楽しむことができる東京都内の公園を5つ紹介します。ここならリフレッシュできて秋を満喫することができますよ!
屋敷の庭園をのんびりお散歩「小石川後楽園」
都営地下鉄大江戸線の「飯田橋駅」から徒歩約3分の場所にある「小石川後楽園」は由緒正しき庭園です。1629年(寛永6年)に初代水戸藩主・徳川頼房が江戸の上屋敷の庭園として造ることを命じ、2代目藩主・徳川光圀のときに完成しました。ちなみに水戸光圀は時代劇で有名な「水戸黄門」のモデルになった人物です。
徳川頼房は和風の庭園を造ろうとしましたが、園内は儒教に精通していた徳川光圀の好みも色濃く反映されており、中国風の景観が楽しめるようになっています。
ショウブやウメ、カキツバタなど季節の花々を眺めたり、得仁堂や円月橋など歴史的建造物を見たり、広い園内は風情がたっぷりとあります。のびのびと歩きながらデートできる公園です。
【基本情報】
公園名称:小石川後楽園
住所:東京都文京区後楽1
開園時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
入園料:一般300円(税込)
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
休園日:年末年始(12月29日~翌年1月1日)
アクセス:
都営地下鉄大江戸線「飯田橋駅」徒歩約3分
JR総武線「飯田橋駅」「水道橋駅」徒歩約8分
広大な水辺の風景にいやされる「水元公園」
都内で唯一の水郷公園が葛飾区にある「水元公園」です。園内には大小の水路があり、そこでは水生植物を目にすることができます。
また園内は樹木が豊かに生い茂り、高さ20メートルにも達する約200本のポプラ並木や、約1,800本のメタセコイアの森など、雄大な景色を楽しむことができます。東京にいることを忘れさせてくれる人気スポットとなっています。
約10ヘクタールの広さを誇る中央広場は、ピクニックをしたり寝転がって空を見上げたりするのに最適。これだけ広々した場所にいれば、人と距離を保ちながらゆっくりと休日を過ごすことができそうですね!
園内には野鳥の生息地「バードサンクチュアリ」もあるので、バードウォッチングが楽しめます。
【基本情報】
公園名称:水元公園
所在地:東京都葛飾区水元公園3-2
開園日:常時開園
入園料:無料
休園日:なし
アクセス:
JR常磐線(東京メトロ千代田線直通)または京成線「金町」下車後、南口バスターミナルから京成バス、戸ヶ崎操車場行き(または西水元三丁目行き)「水元公園」下車徒歩約7分
水と緑のオアシス「等々力渓谷公園(とどろきけいこくこうえん)」
都内でも有数の高級住宅街として知られる世田谷区には、東京23区内とは思えないような水と緑の風景が広がる自然豊かな公園があります。それが「等々力渓谷公園(とどろきけいこくこうえん)」です。
渓谷に沿って敷かれた遊歩道を歩き、時折木漏れ日に照らされながら園内を散策していると、ここが東京だということを忘れてしまいます。
等々力渓谷のシンボルとも言える真っ赤なゴルフ橋は、緑の景色の中でひときわ目立ち、写真にも映えます。遊具のある公園ではないため、ファミリーで混雑する心配はあまりありません。
「自然の中をのんびり一人で過ごしたい」「静かなデートを楽しみたい」という人はぜひ足を運んでみてください。秋には紅葉も見ることができますよ!
【基本情報】
公園名称:等々力渓谷公園
所在地:東京都世田谷区等々力1-22、2-37~38外
開園日:常時開園
入園料:無料
休園日:なし
アクセス:
東急電鉄大井町線「等々力駅」から徒歩約3分