「同作にはほかにも長谷川博己、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、SixTONES・ジェシー、阿部サダヲ、野村萬斎、豊川悦司ら豪華な顔ぶれがキャスティングされています。主演の綾瀬は日本を代表する人気女優ですし、さらに公開日はちょうどお盆期間に入るタイミング。上映館数は345スクリーンと大規模公開だけに、ヒットは間違いないとみられていました」(同)

 ところが、映画ランキングでは7位発進とイマイチな出だしに。同週、1位は山崎賢人が主演を務める『キングダム 運命の炎』(7月28日公開)、2位はトム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』(7月21日公開)、3位は宮崎駿監督によるスタジオジブリの最新アニメーション映画『君たちはどう生きるか』(7月14日公開)という結果で、話題作が上位争いを繰り広げているようだが……。

「とはいえ、綾瀬の『リボルバー・リリー』は公開初週でしたし、さすがにもう少し上位に食い込みたかったのではないでしょうか。ただ、業界関係者の中には“綾瀬はるかの映画は伸びない”という見方をしている者も。綾瀬は近年、『義母と娘のブルース』(TBS系)シリーズや『天国と地獄~サイコな2人~』(同)など、主演ドラマがどれもヒットしている印象ですが、こと主演映画になると以前からヒットしにくい傾向にあるんです」(同)