らいちと同じ高校を卒業したちはるは、らいちの退職に思うところがあったようで、「しんどいよ、休みもないし」「今辞めたら『もったいないし』っていう気持ちもあるし」と複雑な胸中を話す。なお、らいちは宣言通り退職。厨房からホールスタッフへと職種を変え、ほぼ週休2日になり、プライベートの時間も増えたようだ。

 一方、明るかったちはるはどんどん元気をなくしていく。遅刻も増えていき、大宮シェフはちはるに「辞めたいんでしょ」と話しかけ、ちはる自身も辞めたいと話したようだが、最近のちはるの勤務態度を問題視していた大宮シェフは、辞めるにしろもっと仕事を頑張ってから辞めたほうがいい、と諭す。

 ちはるを心配する人もおり、レストラン大宮の元ホール担当で、現在は別の有名レストランのホールで働く先輩・きららは、ちはるを食事に誘い、悩む彼女を否定せず優しく励ましていた。

 また、23年2月にらいちが久々にレストラン大宮を訪ねた際も、ちはるを心配し声をかけていたが、彼女はひたすら疲れた様子で、きららやらいちの励ましは心に届いていないように見えた。

 そして、ちはるは勤務中に過呼吸を起こし倒れ、栃木の実家に帰ると、結局そのまま退職することに。番組の最後では、23年春から働く新人が「レストラン大宮」の寮に入る様子が伝えられていた。