また、経営陣に入るとなれば、直接世間からの批判にさらされるわけであり、タレント生命の危機にもなりかねない。東山新社長がタレントを引退するということからもわかる通り、今のジャニーズ事務所の幹部になることは、芸能界で生きていくにはリスクが高すぎる」(週刊誌芸能デスク)

 仮に“ファンの信頼を得る”ことを目的として、現役のタレントを幹部にしたとしても、思い通りの展開にならない可能性も高い。

「ファンが期待するのは、タレントがエンターテインメントの世界で輝くことであり、事務所の経営陣となって奔走することではない。もし現役のタレントが幹部になったら、そのタレントのファンから猛烈な反発を食らいかねない。

ただでさえ、スポンサーが離れたことで、タレントがある種の“被害者”になっているわけですから、タレントを幹部にすることで、さらに厳しい状況に追いやるというのは、ファンを裏切る行為となる」(同)