大手スポンサーの迅速すぎる動きに、一部のジャニーズファンからはSNSで不買運動の呼びかけが起きる事態になっている。さらに、ミュージシャンのGACKTなど、CM打ち切りに異議を唱える芸能人も出始めてきた。
「GACKTは『ファンの愛情を軽視しすぎ』など、打ち切りを表明した企業を批判しています。ただ、同調しているのは一部のジャニーズファンくらいで、GACKTは各方面から猛ツッコミを受けている。そもそも、CMスポンサーはタレントではなく、ジャニーズ事務所と契約している。性加害を事務所が正式に認めたわけで、取引を続けていたら世界中からの信頼を失う。モスフードサービスは、国内での活動がメインなので継続も可能かもしれないですが、他の企業は当面はジャニーズ事務所と金銭のやり取りを行うことは、株主からの批判の対象にもなります」(大手広告代理店関係者)
このままならば、CM契約が0になる可能性も高いジャニーズ事務所。そうなると、民放テレビへの出演も激減するだろうと言われている。
「今後は、契約でNGを出したスポンサーがCMを提供する番組に、ジャニーズタレントは基本的に起用できない。例えば、キリンがスポンサードするドラマの主演に、ジャニーズタレントが起用されたらクレームになるわけです。それに、そもそもですがジャニーズタレントが出演する番組には、契約を打ち切った企業はCMを入れません。そうなると、多くの番組はジャニーズタレントを起用しない。結果として、来年以降はテレビからジャニーズタレントが激減することになります」(民放関係者)
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