だが、CM契約が終わっても新たなオファーがあればランキングで急落するようなことはないはずで、CM需要が急に落ち込んでしまったのは他にも要因がありそうだ。
本田がCM女王に輝いたころ、その人気の理由としてスポーツ紙に「オタク気質の超インドア派でスキャンダルの心配がなく安心して起用できる」といった広告業界関係者の証言が掲載されていた。実際、本田はゲームや漫画が大好きなオタク系としてファンに親しまれ、「オフの日に朝起きてから深夜1時までずっとゲームをやっていて自分でも引いた」と語るなど、恋愛にあまり興味がなさそうなところも男性人気につながっていた。
しかし、2021年にイケメン研修医との熱愛報道が噴出。お相手が私立大の医学部出身で身長185センチ超の塩顔イケメン、英語や中国語が話せるなど語学堪能でドラムの腕前はプロ級、実家は会社経営というハイスペ男子だと伝えられたことで、一部の男性ファンが「ビジネス陰キャだったのか!」と騒ぐなど大荒れに。このころから歯車が狂い始め、本田がプロデュースしたスマホゲーム『にょろっこ』が不評となり、彼女を支持していたゲームファンが離れていくという事態も起きた。
そして人気低下の決定打となったとみられているのが、女優業の低迷だ。特に象徴的だったのが、昨年10月期に主演したTBS系火曜ドラマ『君の花になる』だろう。
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