◆自然解凍してから焼くのが正解だった!
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冷凍状態のシナモンロールを一気に180度で焼き上げた場合、生地は白く一部半生のような食感に仕上がってしまいます。これを改善すべく温度を上げてみると、焼き色がつくものの中身がパサついてしまいます。
そこで思い切って自然解凍した状態で規定通り焼いてみたところ、大正解。無事にふんわり焼き上がりました。正解は、自然解凍した状態で180度14分です(※オーブンの種類によって時間が若干異なる可能性があります)。
ということで試行錯誤の末、お店の味を再現できました。
食の好みは個人差があるため一概には言い切れませんが、私はこのスウェーデンスタイルのシナモンロールが気に入っています。気になる人は必ず自然解凍をしてから焼いてみてくださいね!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12