ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題をめぐり、7日に開かれた記者会見で同事務所は新体制を発表したものの、一方で大企業を中心としたCMスポンサーに「ジャニーズ離れ」の動きが起き始めている。
7日の会見では、ジャニー氏による性加害を事実と認めて謝罪。その責任を取って藤島ジュリー景子氏が5日付で社長を辞任するとともに、所属タレント最年長の東山紀之が新社長に就任することを発表した。東山新社長は、年内にタレント業を引退し、被害者の救済や事務所の更生に「命をかけて取り組む」と宣言。しかし、被害者への補償を責任をもって全うするためとしてジュリー氏は当面の間、代表取締役の座にとどまる。ジュリー氏が100%株主である点についても、補償について話を進めやすいとして、しばらくは変更がないようだ。
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