近本は4日の精密検査で打撲と診断されたとのことで、岡田監督は同日「打撲やって。よかったよ」と安堵。出場選手登録の抹消をしないことを明言した。だが、8月にも正捕手の梅野隆太郎がヤクルト投手陣から死球を受け、尺骨骨折により戦線離脱となっただけに、岡田監督の怒りは収まらない。

 岡田監督はヤクルトからの相次ぐ死球に「そういうチームなんやろ!」としかめっ面で語り、「呆れるよなあ、おーん。高津は試合後ベンチにおらんかったよなあ」と何度もヤクルト勢が座る一塁ベンチに鋭い眼光を送りながら、指揮する高津臣吾監督に対して激怒した。

 岡田監督は今シーズン、審判団とグラウンド内で揉め、報道陣に会見拒否で八つ当たりするなどしたことはあったが、相手チームに対して矛先が向いたことはなかった。

 球団OBは、こう完全擁護する。