阪神タイガースは9月3日、東京ヤクルトスワローズ戦で同一カード3連勝。悲願の優勝マジックは15に減ったのはいいが、このままでV決定試合が“遺恨マッチ”となりかねない不穏な空気が流れている。
「んえ!? 情けないのう。2年連続で優勝したチームやないの」
試合が終わり、レフト外野ポール脇にある退場口に向かって歩く岡田彰布監督は、口をとがらせながらブチブチとヤクルトに文句を並べた。大量7点リードの9回、先頭打者で立った近本光司に左投手の山本大貴がいきなり内角をズドン。右脇腹付近に当たると近本はそのまま左打席でうずくまり、すぐさま代走が送られた。
【こちらの記事も読まれています】