◆コロナを機に始まったファッションEC
コロナを機に始まったファッションECの隆盛。さらに思わぬ制服業界の参入によって生まれたキッズレコメンド機能は、子を持つ親の消費行動を大きく変えるものになった。
佐々木氏は「目指しているのは『サイズレコメンドが当たり前』という社会。本来楽しいはずの服選びに、『このサイズ入るかな』という負の感情がセットになっている状況を変えたいのです。こうした不安をテクノロジーによって解消して、1人でもサイズに悩む人を減らしたいと考えています」と熱く語る。
服を買ってみたけどダメだったという時は、届く前のワクワクからの落差もあってダメージが大きい。買い物をする時は失敗しないよう、不安が解消できるデータ集めを怠らないようにしたい。
<取材・文/木村義孝>
【木村義孝】
副業フリーライターとして2年活動したあと独立。子育ての苦労と楽しさを噛みしめつつ、マンガ趣味の影響で始めた料理にも全力投球している。クルマを走らせながら一人でカラオケするのが休日の楽しみ