幻想的な風景がジブリの世界のようだと話題の「亀岩の洞窟」や、東洋のナイアガラと言われるほど美しい「吹割の滝」、世界一登山客の多い山「高尾山」など、関東で出会えるおすすめの自然風景をご紹介します。
1.亀岩の洞窟/濃溝の滝(千葉)
関東にある滝のなかでも近年話題となっているのが、千葉県君津市にある亀岩の洞窟。インスタグラムに投稿された一枚の写真から噂は広がり、幻想的な景観はまるでジブリの世界のようだと注目を集めています。
季節や時間によっても目に映る光景に変化があるのも魅力的。とくに明け方、洞窟に朝日が差し込む光景はただただ美しく、目の前に広がる神秘的な景観にうっとりすることでしょう。
洞窟には、名称の由来となった、亀の形をした「亀岩」があります。亀岩には菩薩様が浮かび上がり、長寿延命、健康成就、家内安全、交通安全のご利益があると信仰されており、パワーをもらえるスポットとしても人気です。
2.明治神宮御苑(東京)
明治神宮に隣接する「明治神宮御苑」は江戸時代初期以来、熊本藩主加藤家、彦根藩主井伊家の下屋敷の庭園でした。1868年の明治維新後は皇室の御料地となり、明治天皇と昭憲皇太后もたびたび足を運ばれたといいます。
入園には御苑維持協力金として500円かかりますが、中には想像以上に自然豊かな空間が広がっており、一年を通して様々な鳥や植物に出会うことができます。なんとこんな都会の真ん中なのに、カワセミもいるんだそうですよ!散策するだけでもゆったりと癒やされます。
また御苑といえば有名なのが「清正井(きよまさのいど)」。パワースポットとして人気で、午前中に訪れるとよいと言われています。
3.吹割の滝(群馬)
国の天然記念物に指定されており、東洋のナイアガラと言われるほど美しい滝。高さ7m、幅30mにもおよびます。滝が巨大な岩を吹き割ったように見える独特の形状から「吹割の滝」と名づけられました。
見上げる滝ではなく、見下ろす滝というのも珍しく、この場に立つと想像以上のスケールに圧倒されることでしょう。2000年に放送されたNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニングに登場した滝としても知られています。また紅葉スポットしても有名で、例年10月下旬から11月上旬には多くの人が紅葉と滝のコラボレーションを見に訪れます。