とはいえ、一部で新生King & Princeの「パワーダウン」も指摘されている。実際、昨年6月発売の4thアルバム『Made in』の初週48.6万枚と比べれば、セールスは3割ダウン。もっとも初週売り上げが少なかった3rdアルバム『Re:Sense』の初週45.8万枚と比べても2.5割ほど落ち込んでいる。

 一部では、ジャニーズ事務所を退所した平野のInstagramでの人気ぶりと比較し〈平野紫耀とインスタコメント数で「10倍差」〉などと煽ってもいるが……。

「確かに、平野のフォロワー数は388万強で、キンプリの事務所公式アカウントのフォロワー数は234万強と、インスタ人気では平野が圧倒的に強い。もともと個人としてずば抜けた人気と知名度があったうえに、“これから何をするのか”と注目されている面も大きいでしょう。ただ、逆にいうと、メンバーが一気に3人も抜け、しかもそのうちのひとりがそれだけ人気だったにもかかわらず、新生キンプリはアルバムセールスを3割減に“とどめた”ともいえる。実際、半減してもおかしくないという見方は強かった。それだけ今のキンプリを支持している人が多いということで、立派な結果だと思います」(音楽業界関係者)

 過去のジャニーズグループのメンバー脱退前・脱退後の数字と比べても、5人から2人になったKing & Princeは善戦しているという。