4. 帰納的思考
帰納的思考とは、複数の事柄から1つの結論を導き出す思考法です。具体的には、複数の事柄の共通点を導き出し、その共通点を根拠とした結論を導き出します。
例えば、ある新規事業について下記3つの事実があるとしましょう。
事実1:自社の強みを生かせる
事実2:競合他社の数が少ない
事実3:市場の規模が拡大している
上記3つの事実からは「自社が新規事業を行う上で有利な条件」という共通点を見出せます。この共通点によって、「新規事業を行うべきである」という結論を導き出すことができます。
比較的簡単に使える思考法ではあるものの、前提となる事実に間違いがある場合には、正しい結論を導き出せない恐れがあります。上記の例で言うと、実は自社の強みが大して役に立たない新規事業である可能性があり、その場合「新規事業を行うべき」という結論が間違って導き出される可能性が出てきます。
この思考法を用いる際は、事実の裏付けをしっかりと確かめる必要があります。
思考法やフレームワークは実践あるのみ!
ここで紹介したような思考法を活用すれば、20代のうちからビジネスにおける確実な一歩を踏み出せるでしょう。こういった思考法やフレームワークはたくさんありますが、どれも実践することに意味があります。これからキャリアアップを目指す人は、思考法を“勉強して終わり”ではなく、目の前の仕事にあてはめて活用していけるといいですね!
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