◆TBSで突然告げられた「お前がカルビ」

――つまり、その時はしばっちさんはカルビではなかったということですよね。

はい。オーディションに受かった“カルビくん”がいました。尾崎豆とかも。それで、ものまねが好きだったので、控室でやっていたらプロデューサーさんが入ってきて、お前は誰なんだ、と。

少し話をしたあと、プロデューサーさんは初代カルビくんと別室に行って、戻ってきたら「お前がカルビね」って言われたんです。もともと“カルビくん”をやる予定だった人は「ふざけんなよ!」って怒ってましたね。降ろされたというわけですから。

――すごい展開ですね。

でも後日、初代カルビくんが「自分よりも君のほうが歌が上手いし、おもしろいし、よかった」って言ってくれたんです。ホッとしました。