Instagram(インスタグラム)投稿の宣伝の出稿方法について
ここまでInstagram(インスタグラム)の投稿の宣伝について説明してきましたが、コストを抑えて効率的な宣伝を行いたい方に投稿の宣伝はとてもおすすめな機能です。
それでは実際に投稿の宣伝はどうやって行うのか、より効果的に宣伝効果を高めるためのポイントを交えながら出稿方法について解説していきます。
ビジネスアカウント(プロアカウント)をつくる
まず、投稿の宣伝を行うためにはInstagram(インスタグラム)のプロアカウント(ビジネスアカウント)を開設し、ビジネスプロフィールを使用できるようにする必要があります。
プロアカウントにするには以下の設定を行ってください。
①通常のアカウントでログインし、プロフィール画面右上のメニューバーをタップします
②「設定」をタップします
③「アカウント」をタップします
④「プロアカウントを取得する」をタップします
⑤「プロアカウントに切り替える」をタップします
⑥自分のアカウントに沿ったカテゴリを選択します
⑦カテゴリの表示・非表示を選択します
⑧「ビジネス」か「クリエイター」を選択します
※企業アカウントやお店を経営されている方はビジネスがおすすめです
※芸能人やアーティスト、インフルエンサーといった方はクリエイターがおすすめです
⑨連絡先情報を確認
⑩Facebook(フェイスブック)アカウントがある方は「Facebookにログイン」をタップします
⑪「プロフィールへ移動」をタップで設定が完了します。
プロフィール画面に戻り、「広告」や「インサイト」といったボタン表示があればビジネスプロフィールに切り替わっています。
プロアカウントの設定は完了です。
使用する投稿(フィードやストーリーズ)を決める
プロフィールに出てきた「広告」をタップして宣伝の設定を行うページに飛びましょう。
広告に使用する投稿を選択する画面になり、「作成する」「トップ投稿を宣伝」「投稿を選択」をそれぞれ選択することができます。
・作成する…投稿内容を新規で作成する場合に選択
・トップ投稿を宣伝…エンゲージメント(ユーザーの反応)が高かった投稿を選択
・投稿を選択…過去の投稿から選びたいときに選択
単にエンゲージメントが高い投稿を選ぶのも一つの手ですが、最も商品の魅力が伝わる写真であったり、キャッチコピーや意図が分かりやすく端的に伝わるような写真を選ぶとさらに良いでしょう。
広告の目的から誘導先を決める
投稿を選び終わったら、宣伝の目的に沿って以下の中から誘導先を設定していきます。
・自分のプロフィール
・ウェブサイト
・ダイレクトメッセージ
自社のブランドや商品をよく知ってもらうためにプロフィールを誘導先にしたり、問い合わせを手軽にしてもらうためにダイレクトメッセージを誘導先にする、といった目的別に誘導先を設定すると良いでしょう。
特にウェブサイトは任意のURLを設定することができるため、「商品の詳細」や「自社ECサイト」等へ誘導することでサイトのアクセス増も見込むことができ、効果的な宣伝になります。
アクションボタンを設定する
誘導先をウェブサイトに設定した場合、任意のURLを入力したあとにアクションボタンを選ぶことができます。
・詳しくはこちら
・購入する
・他の動画を見る
・お問い合わせ
・予約する
・登録する
例えば洋服などある程度写真を見るだけで魅力が伝わる商品であれば「購入する」を選択したり、サービスの詳細を説明したい時は「詳しくはこちら」で誘導したり、目的や商品に合ったアクションボタンを選択しましょう。
アプローチしたいターゲットを決める
投稿の宣伝を行いたいユーザー層に対してターゲットオーディエンスを設定していきましょう。
「自動」と「カスタムオーディエンスを作成」どちらかを選ぶことができます。
「自動」では自分のアカウントのフォロワーに近い層を自動的にターゲットとして設定でき、「カスタムオーディションを作成」では自分で地域、興味・関心、年齢、性別といった項目の中から、宣伝の目的に沿って細かく設定することができます。
地域を細かく指定したい場合や、ターゲットを絞って宣伝したい場合は「カスタムオーディションを作成」で設定するとよいでしょう。
予算と出稿期間を設定する
以下の範囲で予算と出稿する期間を設定していきましょう。
予算:1日あたり200円~100,000円まで
期間:1日~30日間
設定した予算と期間に応じて、宣伝の指標となる推定リーチが算出されます。
Instagram(インスタグラム)でのリーチとは「投稿を見たユーザーの数」で、フィード(ホーム画面)やハッシュタグ等の検索結果、発見タブで表示された該当の投稿を見たユーザーがカウントされます。
特に発見タブでは、「まだフォローには至っていないが興味関心がある投稿」をいくつも閲覧できるため、ターゲットオーディエンスで設定したユーザー層に届く可能性が非常に高いです。
予算設定の際は推定リーチを参考にしながら決めていくとよいでしょう。