今週は勢ぞろい。初っ端に私事で恐縮だが、今週のポストに私のことが載っている。といっても犯罪を暴かれたのでも、女性にセクハラをしたのでもない。3月に内視鏡で脊柱管狭窄症の手術をしたのだが、その体験を話している。表紙にも「週刊現代元編集長が受けた奇跡の手術」と載っている。記事には「名物編集長」で、名編集長でないことが少し癇に障るが、まあ、いいか。

 人によって違うそうだが、私の腰から右太ももへかけての痛みは、手術から5カ月たってもなかなか完治とまではいかなかった。ポストの取材の少し前から痛みがようやく消えていき、歩く楽しさが味わえるようになった。ポストの副編集長がいうには、脊柱管狭窄症で悩む人は多くいるが、内視鏡でやるのは珍しいという。駄法螺みたいなことをしゃべったが、かなり長めの記事になっていて驚いた。

 ポストに出るのは、大昔に「競馬勝ち抜き」のような連載があり、編集長に頼まれて渋々やったことがあった。見事に勝ち抜き、ポストの誌面にずっと名前が出ていた。だが、競馬は楽しんでやるもので、苦行になってはつまらないと、2度と出ることはなかった。

 あとは最近、ヘア・ヌードグラビアの歴史について座談会をやるので出てくれといわれ、出たことがあった。今回は3度目だと思うが、まさか脊柱管狭窄症で出るとは思わなかった。それだけ悩む人が多いということだが、そのうち、脊柱管狭窄症友の会でも作ろうかな。