元ジャニーズJr.のメンバーらで結成された「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の代表で、タレント・作家の平本淳也氏は、6月14日に国連人権理宛に英語の意見書を送ったといい、これを受けて今回の作業部会来日時にジャニーズ性加害問題についての聞き取りが行われることが決まったと、7月17日に開かれた当事者の会の初会合にて明かしている。

 当事者の会のメンバー7人全員が聞き取りに応じたといい、4日の記者会見で人権理側がどうジャニーズ性加害問題を“評価”するのかが気になるところだが、一方で、当事者の会代表の平本氏の過去もここにきて注目を集めている。

「86年に退所した元ジャニーズJr.の平本氏といえば、元フォーリーブスの北公次氏による89年の告発本『光GENJIへ―最後の警告』(データハウス)で被害を証言し、その後自身も90年代に合計20万部を売り上げた『ジャニーズのすべて』シリーズ(鹿砦社)などのジャニーズ関連本を出版したことなどで知られますが、著作はほぼジャニーズ絡み。特に監修を担当した『ジャニーズおっかけマップ』(鹿砦社)などはタレントの実家や自宅の住所や電話番号などを無断で掲載した悪名高いシリーズで、出版差し止めになったことでも有名」(芸能記者)

 そして今、特に注目を集めているのが、2017年に「デイリーニュースオンライン」(メディアシンク)で連載していた「平本淳也のジャニーズ社会学」のとある記事だ。