とはいえ、日本テレビとすれば配信事業のHuluの再生回数や、DVDを販売するグループ会社の収益にも関わるため、そう簡単には諦めるわけにはいかない。そこで、水面下では別の計画が浮上しているという。

「松本人志が現在関心を寄せているのが、若手の育成です。先日オリエンタルラジオ・中田敦彦にお笑い賞レースの審査員を務めすぎていることを批判されていましたが、松本自身は次の世代にバトンをつなぎたいという思いがあってやっている。それならばと日本テレビが考えたのが、ダウンタウンに監修、もしくはプロデューサーなどの裏方に回ってもらうというプラン。レギュレーションはそのままに、これまでの出演者たちとは別の吉本芸人を使った『新・笑ってはいけない』シリーズに切り替えるというものです。確かに、これなら2時間番組であればギリギリ成立するかもしれませんが、ダウンタウンが出ない『笑ってはいけない』を視聴者が求めているのかどうか……」(前出・テレビ関係者)

 放送か中止か、それともプランBか……まもなく下されるであろう最終判断は?